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オリエンタリズムとジェンダー 小川 さくえ(著) - 法政大学出版局
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オリエンタリズムとジェンダー 「蝶々夫人」の系譜

四六判
204ページ
上製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-588-67207-1
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2007年10月
書店発売日
登録日
2011年6月29日
最終更新日
2011年6月29日
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書評掲載情報

2013-03-17 日本経済新聞
評者: 五十嵐太郎(建築批評家)

紹介

西欧における日本女性のイメージはいかにして形成されたか。ロティ『お菊さん』に加え、ロング、ベラスコ、プッチーニによる三つの『蝶々夫人』を、サイードが指摘する「再構成と繰り返し」の過程として読み直し、レーヴェン『バタフライ』における自己相対化の手法、ウォン『M・バタフライ』における異性装のパフォーマンスにジェンダーの本質と模倣の構造を探る。

目次

まえがき  5

第1章 ピエール・ロティ『お菊さん』(一八八七/九三)
    *幻想に裏切られた西洋人がみた日本女性  11
第2章 ジョン・ルーサー・ロング『蝶々夫人』(一八九八)
    *現実からイメージへの変換  55
第3章 デイヴィド・ベラスコ『蝶々夫人』(一九〇〇)
    *原作小説はどのように書きかえられたか  87
第4章 ジャコモ・プッチーニ『蝶々夫人』(一九〇四)
    *西洋の観察者、東洋の死体  113
第5章 パウル・レーヴェン『バタフライ』(一九八八)
    *バタフライはなぜ宿命の女ではないのか  145
第6章 デイヴィド・ヘンリー・ウォン『M・バタフライ』(一九八八)
    *パロディによる「美しい物語」の解体  173

あとがき  201

著者プロフィール

小川 さくえ  (オガワ サクエ)  (

長崎県に生まれる.大阪市立大学大学院博士課程修了.ドイツ文学専攻.現在,宮崎大学教授.訳書に,ヴォルフガング・シヴェルブシュ『闇をひらく光』,『光と影のドラマトゥルギー』,ヴォルフ・レペニース『十八世紀の文人科学者たち』,カール・フォン・リンネ『神罰』,共訳に,ルネ・ケーニヒ『マキアヴェッリ』(以上,いずれも法政大学出版局刊),その他がある.

上記内容は本書刊行時のものです。