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脱原発の比較政治学 本田 宏(編著) - 法政大学出版局
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脱原発の比較政治学 (ダツゲンパツノヒカクセイジガク)

社会科学
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A5判
282ページ
並製
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-588-62526-8   COPY
ISBN 13
9784588625268   COPY
ISBN 10h
4-588-62526-8   COPY
ISBN 10
4588625268   COPY
出版者記号
588   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年4月
書店発売日
登録日
2014年3月13日
最終更新日
2014年5月16日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2015-05-18
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チェルノブイリや福島の事故をうけて、世界各国はどのような選択をしているのか。日本では現在、多くの地方議会が脱原発の意見書を可決しているにもかかわらず、政府は既存の原発の再稼働を進め、外国に輸出しようとしている。本書は、福島第一原発事故が投げかける問題を民主主義への挑戦ととらえ、政治学的な視点から応えようとする。私たちがいますべきこととはなんだろうか。

紹介

チェルノブイリや福島の事故をうけて、世界各国はどのような選択をしているのか。日本では現在、多くの地方議会が脱原発の意見書を可決しているにもかかわらず、政府は既存の原発の再稼働を進め、外国に輸出しようとしている。本書は、福島第一原発事故が投げかける問題を民主主義への挑戦ととらえ、政治学的な視点から応えようとする。私たちがいますべきこととはなんだろうか。

目次

 序章 比較政治学の視角 (本田 宏)

第I部 日本の事例を見る視点
第1章 リスク社会 (小川有美)
第2章 国際体制 (鈴木真奈美)
第3章 核燃料サイクル (秋元健治)
第4章 政治の構造 (本田 宏)
第5章 世論 (堀江孝司)
第6章 熟議民主主義 (尾内隆之)

第II部 世界の動き
第7章 対立と対話──ドイツ (本田 宏)
第8章 連立と競争──ドイツ (小野 一)
第9章 政党主導──スウェーデン (渡辺博明)
第10章 国民投票──イタリア (高橋 進)
第11章 翼賛体制──フランス (畑山敏夫)
第12章 開発と抵抗──インド (竹内幸史)

あとがき

著者プロフィール

本田 宏  (ホンダ ヒロシ)  (編著

1968年生まれ。北海学園大学法学部政治学科教授(政治過程論)。『脱原子力の運動と政治―─日本のエネルギー政策の転換は可能か』北海道大学図書刊行会、2005年、『反核から脱原発へ─―ドイツとヨーロッパ諸国の選択』(共編著)昭和堂、2012年ほか。

堀江 孝司  (ホリエ タカシ)  (編著

1968年生まれ。首都大学東京人文科学研究科准教授(政治学・福祉国家論)。『現代政治と女性政策』勁草書房、2005年、『模索する政治──代表制民主主義と福祉国家のゆくえ』(共編著)ナカニシヤ出版、2011年、『紛争と和解の政治学』(共著)ナカニシヤ出版、2013年ほか。

追記

[執筆者]*は編者

本田 宏(ホンダ ヒロシ) [序章・第4章・第7章]*

堀江 孝司(ホリエ タカシ) [第5章]*

小川 有美(オガワ アリヨシ) [第1章]
1964年生まれ。立教大学法学部教授(ヨーロッパ政治論)。『ポスト代表制の比較政治─―熟議と参加のデモクラシー』(編著)早稲田大学出版部、2007年、『グローバル対話社会─―力の秩序を超えて』(共編著)明石書店、2007年ほか。

鈴木 真奈美(スズキ マナミ) [第2章]
フリーランス・ジャーナリスト、英語・中国語翻訳者。『プルトニウム=不良債権』三一書房、1993年、『核大国化する日本─―平和利用と核武装論』平凡社新書、2006年、ウィリアム・ウォーカー『核の軛―─英国はなぜ核燃料再処理から逃れられなかったのか』(翻訳)七つ森書館、2006年ほか。

秋元 健治(アキモト ケンジ) [第3章]
1959年生まれ。日本女子大学家政学部教授(地域経済論)。『むつ小川原開発の経済分析──巨大開発と核燃サイクル事業』創風社、2003年、『覇権なきスーパーパワー・アメリカの黄昏』現代書館、2009年、『原子力事業に正義はあるか──六ヶ所核燃サイクルの真実』現代書館、2011年ほか。

尾内 隆之(オナイ タカユキ) [第6章]
1968年生まれ。流通経済大学法学部准教授(政治学)。「環境と政治:自然、人間、社会」川崎修・杉田敦編『現代政治理論 新版』有斐閣、2012年、『科学者に委ねてはいけないこと─―科学から「生」をとりもどす』(共編著)岩波書店、2013年ほか。

小野 一(オノ ハジメ) [第8章]
1965年生まれ。工学院大学基礎・教養教育部門准教授(政治学・国際関係論)。『ドイツにおける「赤と緑」の実験』御茶の水書房、2009年、『現代ドイツ政党政治の変容──社会民主党、緑の党、左翼党の挑戦』吉田書店、2012年ほか。

渡辺 博明(ワタナベ ヒロアキ) [第9章]
1967年生まれ。龍谷大学法学部教授(政治学)。『スウェーデンの福祉制度改革と政治戦略』法律文化社、2002年、『ヨーロッパのデモクラシー』(共著)ナカニシヤ出版、2009年、『紛争と和解の政治学』(共著)ナカニシヤ出版、2013年ほか。

高橋 進(タカハシ ススム) [第10章]
1949年生まれ。龍谷大学法学部教授(西洋政治史)。『イタリア・ファシズム体制の思想と構造』法律文化社、1997年、「イタリア──レファレンダムの共和国」坪郷實編著『比較・政治参加』ミネルヴァ書房、2009年、『ポピュリズム時代のデモクラシー』(共編著)法律文化社、2013年ほか。

畑山 敏夫(ハタヤマ トシオ) [第11章]
1953年生まれ。佐賀大学経済学部教授(政治学)。『現代フランスの新しい右翼――ルペンの見果てぬ夢』法律文化社 2007年、『包摂と排除の比較政治学』(共著)ミネルヴァ書房、2010年、『フランス緑の党とニュー・ポリティクス――近代社会を超えて緑の社会へ』吉田書店、2012年ほか。

竹内 幸史(タケウチ ユキフミ) [第12章]
1956年生まれ。拓殖大学大学院講師(南アジア研究)、岐阜女子大学南アジア研究センター客員教授。元朝日新聞社編集委員・ニューデリー支局長。2011-2013年、米国ライシャワー東アジア研究所客員研究員。『浮上するインドとどうつき合う』(編著)朝日新聞社アジアネットワーク、2006年ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。