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ヨーロッパ憲法論
四六判
238ページ
上製
価格
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年7月11日
- 書店発売日
- 2019年7月11日
- 登録日
- 2019年6月10日
- 最終更新日
- 2019年7月11日
書評掲載情報
2020-02-15 |
図書新聞
2020年2月15日号 評者: 馬原潤二 |
2019-09-21 |
朝日新聞
朝刊 評者: 石川健治(東京大学教授・憲法学) |
2019-08-17 |
西日本新聞
2019年8月17日 評者: 實原隆志 |
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紹介
人間の尊厳が傷つけられたという経験が、怒りによる闘争のダイナミズムを呼び起こし、世界規模での人権の制度化という希望に絶えず推進力を与えるとハーバーマスはいう。そして、経済状況が生み出す不安が諸国民を覆い、民主主義も空洞化するなかで、単なる国際条約を超えた憲法制度が必要であると主張する。人権の擁護を基礎とする憲政から、新たな政治を求める挑戦が、いま始まる。
目次
序文
人間の尊厳というコンセプトおよび人権という現実的なユートピア
国際法の憲法化の光に照らしてみたEUの危機──ヨーロッパ憲法論
Ⅰ ヨーロッパはなぜいままさに憲法的プロジェクトなのか
Ⅱ EUはトランスナショナル・デモクラシーを採用するのか、それともポスト・デモクラシー的な統治連邦主義となるのか
Ⅲ 国際的コミュニティからコスモポリタン的コミュニティへ
補遺──ドイツ連邦共和国のヨーロッパ
Ⅰ 破綻のあとで──インタビュー
Ⅱ ヨーロッパ連合の運命はユーロで決まる
Ⅲ ユーロプラス協定はヨーロッパを救うか、壊すか?
初出一覧
訳注
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。