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ト|ニ|楽天|中|八木
直接取引:あり(その他)
依存的な理性的動物
ヒトにはなぜ徳が必要か
四六判
288ページ
上製
価格
3,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年5月18日
- 書店発売日
- 2018年5月18日
- 登録日
- 2018年4月9日
- 最終更新日
- 2021年3月1日
書評掲載情報
2018-10-20 |
図書新聞
評者: 佐藤岳詩 |
2018-08-24 |
週刊読書人
評者: 山岡龍一 |
2018-07-22 |
読売新聞
朝刊 評者: 苅部直(東京大学教授、政治学者) |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2021-03-01 |
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紹介
伝統的な哲学が前提してきた、ヒトとそれ以外の動物を区別する根拠とは何か? 両者の間に引かれた境界線を、イルカなど他の知的動物たちとの比較を通じて批判するとともに、人間を孤立し自足した強い個人ではなく、傷つきやすく障碍を抱えうる動物、共同体のなかで〈与える〉だけでなく〈受けとり〉、他者への依存のもとで初めて開花しうる動物として理解する、徳倫理学の画期的な明察。
目次
序 文
第一章 傷つきやすさ、依存、動物性
第二章 動物という類に対比されるものとしてのヒト、
その類に含まれるものとしてのヒト
第三章 イルカの知能
第四章 言語をもたない動物は信念をもちうるか
第五章 ヒトではない動物の世界はどのくらい貧しいのか
第六章 行動の理由
第七章 傷つきやすさ、開花、諸々の善、そして「善」
第八章 私たちはどのようにして自立した実践的推論者となるのか。
また、諸徳はどのようにしてそれを可能にするのか
第九章 社会関係、実践的推論、共通善、そして個人的な善
第十章 承認された依存の諸徳
第十一章 共通善の政治的・社会的構造
第十二章 代理人、友、誠実さ
第十三章 道徳的コミットメントと合理的探究
訳者解説
訳 注
原 注
事項索引
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。