版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
眼に映る世界 スタンリー・カヴェル(著) - 法政大学出版局
.
叢書・ウニベルシタス 973

眼に映る世界 映画の存在論についての考察

四六判
382ページ
上製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-588-00973-0
Cコード
C1310
教養 全集・双書 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年4月
書店発売日
登録日
2012年3月9日
最終更新日
2012年4月24日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

不在の「現実」をスクリーンに映し出し、一つの世界を魔術的に出現させる映画というメディアは、二十世紀の歴史と思考に何をもたらしてきたか。その物理的・技術的基盤に注目しつつ、絵画・写真・演劇とは異なる映画そのものの本質を、モダニズムの美学批判的眼差しのもとに探究した映画理論の古典。バザン以後の問いを受け継ぎ、ドゥルーズ『シネマ』と双璧をなす名著、待望の邦訳。

目次

増補版への序

1 仲間たちをめぐる自叙伝
2 視覚と音
3 写真とスクリーン
4 観客、俳優、スター
5 類型的人物、シリーズ、ジャンル
6 起源についての諸説
7 ボードレールと映画の神話
8 軍人と女性
9 ダンディ
10 神話の終焉
11 映画のメディウムとメディア
12 死すべきものとしての世界──絶対的年齢と若さ
13 全体性としての世界──カラー
14 自動性
15 余論──いくつかのモダニズム絵画
16 展示と自己言及
17 カメラの介入
18 テクニックの言明
19 沈黙の認知

続・眼に映る世界

〈訳者解説〉なぜ映画が哲学の問題たり得るのか?
原注
訳注
人名・作品名索引

著者プロフィール

スタンリー・カヴェル  (カヴェル,S.)  (

(Stanley Cavell)
1926年、アメリカ・ジョージア州アトランタに生まれる。47年、カリフォルニア大学バークリー校で文学士号取得(音楽専攻)。61年、ハーヴァード大学で博士号取得(哲学専攻)。63年より同大学哲学部で教鞭をとる。96-97年、アメリカ哲学会(東部支部)会長。97年よりハーヴァード大学哲学部名誉教授。特定の「学派」に属さず、日常言語の哲学、文学と文芸批評、美学、政治学、映画とオペラ研究などで、哲学の境界と精神を広げ、生活・文化・教育が意味するもののヴィジョンを追究している。『センス・オブ・ウォールデン』(法政大学出版局)、『哲学の〈声〉──デリダのオースティン批判論駁』、共著『〈動物のいのち〉と哲学』(春秋社)の邦訳があるほか、主著にMust We Mean What We Say?(1969); The Claim of Reason: Wittgenstein, Skepticism, Morality, and Tragedy(1979); Pursuits of Happiness: The Hollywood Comedy of Remarriage(1981); Disowning Knowledge in Seven Plays of Shakespeare(1987); Little Did I Know: Excerpts from Memory(2010)など。

石原 陽一郎  (イシハラ ヨウイチロウ)  (

1962年生まれ。早稲田大学卒業、立教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(フランス文学専攻)。立教大学、共立女子大学ほか非常勤講師。著書に『タッチで味わう映画の見方』、編著に『映画批評のリテラシー』ほか、訳書にウィルソン編『孤高の騎士 クリント・イーストウッド』(以上フィルムアート社)、コフマン編『フロイト&ラカン事典』(共訳、弘文堂)、ドゥルーズ『シネマ2*時間イメージ』(共訳、法政大学出版局)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。