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存在なき神 J.-L.マリオン(著) - 法政大学出版局
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叢書・ウニベルシタス 944

存在なき神

四六判
346ページ
上製
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-588-00944-0
Cコード
C1310
教養 全集・双書 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年8月
書店発売日
登録日
2010年7月5日
最終更新日
2018年2月1日
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紹介

存在しない神、神であることなき神──。ハイデガーやレヴィナス以降、〈存在〉やその〈外部〉をめぐる思索は、抹消線を付された神についてどのように語ることができるのか。西洋キリスト教学の広範な伝統にたち、ポストモダン期における「現象学の神学的転回」を代表するマリオンが、偶像、愛、贈与、メランコリー、御言などの独自の分析をつうじて、存在の究極的神秘に迫る主著。(哲学・神学)

目次

献辞

存在なき神
第一章 偶像とイコン
1 最初の見えるもの
2 見えない鏡
3 輝かしい/輝きの回帰
4 概念的偶像
5 見えないもののイコン
6 顔が見据える
7 見えないものの見える鏡
8 概念におけるイコン

第二章 二重の偶像崇拝
1 偶像の働き
2 概念的偶像の両義性
3 形而上学と偶像
4 〈存在〉のスクリーン
5 神的なるものとそれに関連する主題についてのノート

第三章 存在の十字
1 偶像の沈黙
2 存在論的抵当
3 〈存在〉かあるいは(善か)
4 〈存在〉への無関心
5 非本質的な、それゆえ最初の名

第四章 空しさの裏面
1 留保(宙吊り)
2 退 屈
3 空しさの中の空しさ
4 あたかも……かのように
5 メランコリア

第五章 神学の聖体拝領的な場から/について
1 [おのれをして]語るにまかせる
2 時効によって失効した出来事
3 聖体の秘蹟による解釈学
4 何について語るのか
5 解釈における遅れ

テキストの外
第六章 現在と贈与
1 一方あるいは他方の偶像崇拝
2 意識と直接的なもの
3 形而上学的時間性かキリスト的時間性か
4 記 念
5 伸 長
6 その日その日に
7 臨在/現前の贈与
8 緊急に熟慮すべきこと

第七章 究極の厳格さ
1 術 定
2 遂 行
3 転 回
4 殉 教

書誌ノート
原注
解説
訳者あとがき

版元から一言

デリダやレヴィナス、ハイデガーやナンシーの著作と深く交錯する重要著作です。

著者プロフィール

J.-L.マリオン  (マリオン ジャン リュック)  (

1946年パリ生まれ.パリ・エコール・ノルマル・シュペリウール卒業,パリ第4大学助手,ポワティエ大学教授,パリ第10大学教授を経て現在パリ第4大学教授,シカゴ大学教授.1992年アカデミー・フランセーズ哲学大賞,2007年カール・ヤスパース賞(ハイデルベルク)受賞.2008年にアカデミー・フランセーズに選出される.ハイデガーの決定的な影響のもとにありながら,「存在の問い」を「神の問い」によって解任し,それに基づいてデカルトを初めとする哲学史研究,神学,現象学のそれぞれの分野を大胆に革新しつつある現代フランスを代表する哲学者である.本書以外の主著にSur le prisme métaphysique de Descartes(PUF, 1986), Étant donné: essai d’une phénoménologie de la donation(PUF, 1997/1998), Le phénomène érotique(Grasset, 2003), Certitudes négatives(Grasset, 2010)がある.

永井 晋  (ナガイ シン)  (

1960年東京生まれ.早稲田大学第一文学部卒業,同大学院修士課程修了,同博士課程退学.フランス政府給費留学生としてパリ第1大学,第10大学,第4大学に留学.東洋大学文学部教授.博士(文学).著書に『現象学の転回──〈顕現しないもの〉に向けて』(知泉書館,2007年).

中島 盛夫  (ナカジマ モリオ)  (

1922年横浜生まれ.東京大学文学部卒業,同大学院修了.東洋大学教授,横浜市立大学教授,同名誉教授を歴任.1996年逝去.著書に『ベルクソンと現代』(塙書房,1968),『経験と現象』(世界書院,1988),訳書にマルクーゼ『理性と革命』(共訳,岩波書店,1961/1973),シュペヒト『デカルト』(理想社,1969/1983),メルロ=ポンティ『知覚の現象学』(1982),ドゥルーズ『カントの批判哲学』(1984),リオタール『熱狂──カントの歴史批判』(1990),メルロ=ポンティ『見えるものと見えざるもの』(1994,以上法政大学出版局)ほか.

1922年横浜生まれ.東京大学文学部卒業,同大学院修了.東洋大学教授,横浜市立大学教授,同名誉教授を歴任.1996年逝去.著書に『ベルクソンと現代』(塙書房,1968),『経験と現象』(世界書院,1988),訳書にマルクーゼ『理性と革命』(共訳,岩波書店,1961/1973),シュペヒト『デカルト』(理想社,1969/1983),メルロ=ポンティ『知覚の現象学』(1982),ドゥルーズ『カントの批判哲学』(1984),リオタール『熱狂──カントの歴史批判』(1990),メルロ=ポンティ『見えるものと見えざるもの』(1994,以上法政大学出版局)ほか.

1922年横浜生まれ.東京大学文学部卒業,同大学院修了.東洋大学教授,横浜市立大学教授,同名誉教授を歴任.1996年逝去.著書に『ベルクソンと現代』(塙書房,1968),『経験と現象』(世界書院,1988),訳書にマルクーゼ『理性と革命』(共訳,岩波書店,1961/1973),シュペヒト『デカルト』(理想社,1969/1983),メルロ=ポンティ『知覚の現象学』(1982),ドゥルーズ『カントの批判哲学』(1984),リオタール『熱狂──カントの歴史批判』(1990),メルロ=ポンティ『見えるものと見えざるもの』(1994,以上法政大学出版局)ほか.

上記内容は本書刊行時のものです。