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ローマ帝国の衰退 ジョエル・シュミット(著/文) - 白水社
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ローマ帝国の衰退 (ローマテイコクノスイタイ)

新書
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発行:白水社
新書判
170ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-560-51037-7   COPY
ISBN 13
9784560510377   COPY
ISBN 10h
4-560-51037-7   COPY
ISBN 10
4560510377   COPY
出版者記号
560   COPY
Cコード
C1222  
1:教養 2:新書 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年5月29日
最終更新日
2020年6月11日
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書評掲載情報

2020-08-01 日本経済新聞  朝刊
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紹介

いつかローマは滅亡するのか?

 紀元3世紀以降、気候・人口・政治・経済・宗教などの危機によって、ローマ帝国は衰退した。しかし、その文明が消滅したわけではない。「ローマは中世ヨーロッパの形成に絶えずつきまとい、その後の世紀においても、ヨーロッパに実に生き生きとした刻印を残し、芸術、文学、法、政治制度を介して、次から次へと生き返ったといっても過言ではないだろう」(「序文」より)。
 著者は、古代ローマ史についての多くの論考を著すほか、編集者・文芸批評家・辞典編纂者としても活動をしている。また、フランス作家協会文学賞大賞を受賞した作家でもある。
 本書は、文明は「歴史の苦難や破局を乗り越えて存続するもの」という見地から、ヨーロッパに刻印を残し続ける「ローマ」を描き出す。

著者プロフィール

ジョエル・シュミット  (シュミット)  (著/文

1937年生まれ。歴史家、作家、文芸批評家。ソルボンヌ大学で歴史学と地理学で学士号を取得。古代ローマ史について多くの論考を著す一方で、作家としては、Un cri pour deuxでフランス作家協会文学賞大賞を受賞。

西村 昌洋  (ニシムラ マサヒロ)  (翻訳

神戸大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了、京都大学博士(Ph.D.)、西洋史学専攻。現在、龍谷大学非常勤講師。訳書に、ピーター・サルウェイ編、南川高志監訳『オックスフォードブリテン諸島の歴史一――ローマ帝国時代のブリテン島』(共訳,慶應義塾大学出版会)、ロバート・クナップ『古代ローマの庶民たち』(監訳、白水社)、ギイ・アシャール『古代ローマの女性たち』(白水社文庫クセジュ)。

上記内容は本書刊行時のものです。