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1ランク上のPICマイコンプログラミング 高田直人(著) - 東京電機大学出版局
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1ランク上のPICマイコンプログラミング シミュレータとデバッガの活用法

B5判
232ページ
並製
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-501-32930-3
Cコード
C3055
専門 単行本 電子通信
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年3月
書店発売日
登録日
2017年10月4日
最終更新日
2017年10月4日
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紹介

MPLABがもつシミュレータとデバッガ機能を活用!低価格のPICKit3を書き込み器だけに使うのはもったいない。PICKit3を使ってインサーキットデバッガ(ICD)機能を使ってみよう。

目次

第1章 はじめに
 1.1 開発環境の準備
 1.2 準備するもの
 1.3 マイコンボードの製作
 1.4 CCS-Cコンパイラの独自規則
第2章 マイコンがなくてもOK!MPLABシミュレータ
 2.1 MPLABシミュレータとは何か?
 2.2 まずはMPLABシミュレータを作ってみよう
 2.3 MPLABシミュレータの環境設定
 2.4 プロジェクトの作成
 2.5 MPLABシムレータによる変数モニタ
第3章 MPLABシミュレータで学ぶC言語の基本動作
 3.1 if文による2方向分岐処理
 3.2 for文による指定回数の繰り返し処理
 3.3 while文による繰り返し処理
 3.4 switch文による多方向分岐処理
 3.5 break文によるループ脱出
 3.6 continue文でスキップ
 3.7 goto文とラベル
 3.8 制御系C言語に必須!ビットフィールド操作~構造体と共用体~
第4章 これは便利!PICkit3を使ったプログラム開発
 4.1 Programmer/Deguggerとは
 4.2 PICkit3とターゲットボードの接続方法
 4.3 接続の注意点
 4.4 プログラミングモードとデバッグモードの違い
 4.5 デバッグモードの環境設定
 4.6 デバッグモードで「電子さいころ」を作る
第5章 A/D変換器の活用~ディジタル電圧計とその応用~
 5.1 PIC16F1827のAD変換モジュールの内部構造と使い方
 5.2 CCS-CによるADコンバータの使い方
 5.3 ディジタル電圧計の開発
 5.4 ディジタル温度計
 5.5 液晶ディスプレイ付きディジタル電圧計
第6章 PMWモジュールの活用
 6.1 PMWとは
 6.2 PMW周期の生成(TMRxプリスケーラとPRxの設定)
 6.3 デューティサイクルの生成(DCRの設定)
 6.4 CCS-CコンパイラによるPMWモジュールの設定手順
 6.5 OMWモードによるラジコン用サーボの制御
第7章 赤外線リモコンのアナライザと送信器
 7.1 赤外線リモコンの送受信
 7.2 学習リモコンの製作
第8章 エンハンストPMWモードとHブリッジモータドライバ
 8.1 エンハンストPMWモードとは
 8.2 シングルPMW
 8.3 ハーフブリッジPMW
 8.4 フルブリッジPMW
第9章 タッチセンシング(静電容量式センシング)モジュールの活用
 9.1 静電容量式センシングモジュールとは
 9.2 静電容量式センシング(CPS)の動作原理
付録
 F.1 MPLAB IDEとCCS-Cコンパイラのインストール方法
 F.2 CCS-CコンパイラやPICkit3などの入手先
参考・引用文献

前書きなど

 皆さんはプログラムに不具合が発生したとき,どこが原因なのかを発見することに苦労されたことはないでしょうか?よく使う手段として,マイコンにLEDを接続し,点滅の様子で動作段階を確認したり,マイコンのシリアル通信機能を使って変数の内容をパソコンに送信し,ターミナルソフトで確認したりしていました。ハードウェアの不具合はテスタやオシロスコープなどで発見できますが,プログラムの実行は目に見えません。マイコンの中でどのような事が起こっていて,プログラムのどこに不具合があるのか,容易に発見する方法はないのでしょうか。
 それに対する1つの解答が本書で紹介する内容です。本書で紹介するMPLABとPICkit3の組み合わせで構成されるインサーキットデバッガ機能は,従来の手法に対して大きな改革をもたらしました。しかも安価にその快適な環境を手にできるのです。例えば,実行途中の変数やレジスタの値をパソコン画面上から直接編集し,マイコンの動作環境を変えた上で再実行できます。インサーキットデバッガ機能は,一度使うと手放せなくなるプログラムの開発には欠かすことができないツールです。さらに,マイコンという実態がなくても,パソコン上でプログラムを仮想実行させ,希望する順序で処理が正しく行われるのかを確認したり,変数の内容の移り変わりを確認できるシミュレータ機能もMPLABには備えられています。シミュレータ機能とデバッガ機能を併用することにより,プログラム開発段階における強力なツールを手にすることができます。
 本書は,これらの機能の具体的な活用方法を紹介し,従来のプログラミングスタイルからワンランク上のプログラム開発手法を身につけることを目的としています。第2章から第3章ではC言語の基本的な文法の例題を通して,シミュレータ機能の活用法を紹介します。第4章からはPICマイコンが搭載する代表的な周辺機能モジュールを使い,ブレッドボード上にシンプルでも実用的な実験回路を構成し,MPLABとPICkit3で構成されるインサーキットデバッガを活用したプログラム開発事例を演習形式で学びます。プログラムにはできる限り解説を入れ,関連知識はコラムとしてまとめました。
 本書を通じて身に付けたシミュレータとデバッガ機能の活用知識は,読者の皆さんのプログラム開発において強力な味方になってくれるはずです。
 最後になりましたが,執筆の機会を与えて頂くとともに,刊行に向けて大変な尽力を頂いた東京電機大学出版局編集課の石沢岳彦氏に心より感謝申し上げます。

2013年2月
著者しるす

関連リンク

正誤表
・ダウンロード:Cプログラムファイル

上記内容は本書刊行時のものです。