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出版者情報
生きざまの魚類学
魚の一生を科学する
発行:東海大学出版部
A5判
248ページ
並製
定価
3,600 円+税
3,960 円(税込)
- 初版年月日
- 2016年6月1日
- 書店発売日
- 2016年6月28日
- 登録日
- 2016年5月31日
- 最終更新日
- 2016年7月7日
紹介
魚の一生を1.卵から成魚になるまで2.成魚期3.産卵から死まで、の大きく3つに分けて、その生活史を紹介。
目次
まえがき
第1 章 魚の一生を俯瞰する ─生活史という見方と意義 猿渡敏郎
第2 章 マサバの産卵場 ―広い海でなぜここで 岡部 久
第3 章 発見は底にある ─深海底棲性魚類の個体発育 髙見宗広・福井 篤
第4 章 ウナギ並みの大回遊 メヒカリの生態 平川直人
第5 章 太平洋のオアシス「天皇海山」とクサカリツボダイの奇妙な生活史 柳本 卓
第6 章 複雑な食う食われるの関係を組みほどく─安定同位体を用いた砂浜浅海域の底魚群集構造へのアプローチ 片山知史・渡部諭史
第7 章 サンゴ礁を耕す魚 ─スズメダイとイトグサとの栽培共生 畑 啓生
第8 章 右利き? 左利き?? 魚の左右性から考える行動生態学・進化生態学 中嶋美冬
第9 章 河川性カジカの生態的特性 ―変動性の高い河川環境でいかに生きるか 棗田孝晴
コラム可児の河川形態 棗田孝晴
第10章 特殊な人工水路,有明海沿岸域のクリーク網 ―人間が生み出した魚類生息環境の多様性 鬼倉徳雄・中島 淳
第11章 霞ヶ浦の魚類相 ―小魚が主役の湖から大型魚が主役の湖へ 冨永 敦・荒山和則・半澤浩美
第12章 サケの産卵床作りと生態系での役割 皆川 昇
用語解説
あとがき
索引
著者紹介
上記内容は本書刊行時のものです。