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天皇・コロナ・ポピュリズム 筒井 清忠(著/文) - 筑摩書房
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天皇・コロナ・ポピュリズム (テンノウ コロナ ポピュリズム) 昭和史から見る現代日本 (ショウワシカラミルゲンダイニホン)

新書
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発行:筑摩書房
新書判
224ページ
定価 800円+税
ISBN
978-4-480-07477-5   COPY
ISBN 13
9784480074775   COPY
ISBN 10h
4-480-07477-5   COPY
ISBN 10
4480074775   COPY
出版者記号
480   COPY
Cコード
C0221  
0:一般 2:新書 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年4月5日
書店発売日
登録日
2022年2月23日
最終更新日
2023年7月31日
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書評掲載情報

2022-07-03 読売新聞  朝刊
2022-06-11 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 御厨貴(政治学者)
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紹介

戦前昭和に酷似するコロナ禍の日本。天皇をシンボルに社会の同調圧力とポピュリズムで作動した強制力の弱い国家総動員体制の失敗を教訓に、危機の政治を考える。

コロナ禍の現代日本は、昭和の戦争へ向かった時代に酷似している。メディアの発展と普通選挙の実施でポピュリズム政治が横行。議会制民主主義への懐疑が広まり、天皇をシンボルとしたポピュリズム、民衆による下からの突き上げが起こり、日米戦に突入していく。なぜ天皇は利用されてしまったのか。強制力の弱い名ばかりの国家総動員体制は、いかに天皇をシンボルとする社会の同調圧力、下からの突き上げで動かされたか。歴史を教訓に、我々はいま何をすべきかを問いなおす。

著者プロフィール

筒井 清忠  (ツツイ キヨタダ)  (著/文

1948年生まれ。帝京大学文学部長・大学院文学研究科長。東京財団政策研究所主席研究員。専門は日本近現代史、歴史社会学。著書『昭和戦前期の政党政治』(ちくま新書)、『昭和史講義』『昭和史講義2』『昭和史講義3』『昭和史講義【軍人篇】』『昭和史講義【戦前文化人篇】』『昭和史講義【戦後篇】上・下』『明治史講義【人物篇】』(以上編著、ちくま新書)、『戦前日本のポピュリズム』(中公新書)、『近衛文麿』(岩波現代文庫)、『満州事変はなぜ起きたのか』(中公選書)、『帝都復興の時代』(中公文庫)、『石橋湛山』(中公叢書)、『二・二六事件と青年将校』(吉川弘文館)など。

上記内容は本書刊行時のものです。