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行動承認-組織の能力を最大化する「認める力」- 正田佐与(著/文) - パブラボ
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行動承認-組織の能力を最大化する「認める力」-

発行:パブラボ
四六判
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-434-19857-1
Cコード
C0030
一般 単行本 社会科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2014年10月
書店発売日
登録日
2014年10月15日
最終更新日
2014年10月24日
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書評掲載情報

2014-12-21 毎日新聞
評者: 藻谷浩介(株式会社日本総合研究所主席研究員)

紹介

◎内容紹介
本書は、組織の能力を最大化する「認める力」、行動承認について書かれた本です。
著者は、多業種にわたる行動承認指導の結果、12年間「1位マネジャー」を輩出しています。
行動承認は、チーム単位の現場から大企業の管理部門まで簡単に実践でき、業績をみるみる好転させる効果的なマネジメント手法です。
良好な人間関係の構築、離職防止、チームワークの向上、外国人・女性・障碍者活用といったビジネスの場だけでなく、家庭、地域、健康面への活性化にも繋がっています。
これからは「行動承認」の時代です。行動承認で組織と個人がダイナミックに変わります!

目次

はじめに
◆職場を愛せますか。家族を安心して就職させられますか
「その会社ブラックやな」工場や福祉施設をパートで転々とする静香さん
 マネジメント不在で女性が入っては辞める人間関係ブラック職場
 離職続出営業所「所長の顔をみると吐き気がする」と言ったしっかり者の美由紀さん
 あるロスジェネ君の嘆き「『別にそれ要る?』っていう会話が多すぎますよね」
  
第一章 「業績向上」と「優しき人の強さ」コダワリ上司とフンワリ上司、それぞれの幸福
◆12年前からの奇跡―「業績1位マネジャー続出」
(1)「全員野球」で1年目トップ支店、2年目目標達成率150%のリアル「半沢直樹」銀行支店長
(2)がんばれベアーズ! 自治体のどん底職場が立ち直り「監査指摘率半減」
(3)「とにかく現場を見てください」「よし分かった、うちの生産の大半をお宅に回そう」売上倍々ゲームの中国工場
◆「優しき人の強さ」~ロスジェネ世代マネジャーの目が輝いた

第二章 行動承認を学ぼう! ライブ講義
◆すべてのコミュニケーションに生命を与える「承認」 
◆行動理論でみる、「褒めて伸ばす」法
◆人は心に穴の空いた存在。与える側になれますか
◆いよいよ行動承認
 STEP1.「相手の良い行動を、事実そのままに記述しましょう」
 STEP2.「良い行動に良い感情が湧いたら、それも書いてみましょう」
 STEP3.「行動承認」+「Iメッセージとして、伝えてみましょう」
 STEP4.「相手の表情の変化や行動の変化を、記録しておきましょう」
 宿題サンプル 50代の女性所長と40歳の新任男性主任の例

第三章 インパクト―組織と個人をダイナミックに変える「行動承認」
◆「行動承認」で組織はこう変わる!
 人の成長、業績向上
 チームワーク、協力行動の向上
 自分の言った言葉が伝わる!
 仕事の品質の向上、監査成績の向上
 イノベーション
 異質との共生~女性・外国人・障碍者活用など
 ワークライフバランス
 メンタルヘルス、レジリエンス
 問題行動の減少
 叱れない上司が叱る勇気を身につける→規範維持に
 離職防止
「行動承認」で素直な気持ちになれた→「喜んではたらいてしまう」現象につながる?
 もし「承認」がなかったら……こんなイヤな職場になる!

◆マネジャーたちは、なぜ行動できるのか
「認めてやろう」と思っていたら聴けた―コダワリ上司代表:脇谷泰之さんの場合
「『認める』はなんだか本当だ、という気がする」ベテランリーダー代表:有光毬子さんの場合
「論理的で、でも心の芯にずっしりしたものを植えつけてもらった」思慮深い受講生代表:美鈴さんの場合
「僕が欲しかったのはこれなんだ」優しきフンワリ上司代表:林義記さんの場合

<解説>
「やることを一つに絞る」ことが、最大の効果を生む
 お世辞を言わないから、相手の心に入る
 上司自身も幸福感が高い
「承認はベタなやり方」ストレートなので感覚が武道に通じる
 自分や相手の特性を問わずに使える
「褒められない……」コダワリ上司にもハードルが低く乗り越えられる
 フンワリ上司に向かっていく強さが生まれる

第四章 ここに気をつけて! 行動承認の落とし穴
「この表」でできるようになった! もっと使いこなす「承認」
 ソーシャルスタイルを意識するとより伝わる
 リスペクトの感情があるか
 モデリングも忘れずに
 嫌味はNG 不足点はまっすぐ伝えよう
 言わなければならないことは言い続ける―5S、コンプライアンスなど
 ナルシシストの部下には―できていること、できていないことを事実に基づきはっきり伝える
 いじめへの対処は毅然と
 やめるといきなり業績ダウン
 子供に「行動承認」を使う場合

第五章 なぜ「褒める」より「承認」が大事か
 コーチングでもなく、「褒める」でもなく
 日本とアメリカ、幸福感の違い
 日本人の遺伝子的特性~不安感と不信感
 「信頼」こそがすべてのカギ~なぜ「褒める」より「承認」が大事か 
 世代の行動原理が変わった! 攻撃性の「テストステロン」から信頼ホルモン「オキシトシン」へ
 中国工場にみる、信頼と「囚人のジレンマ」と道徳的な振る舞い
 褒めるアメリカ文化、しかし「信頼」は?
 若田光一さんにみる日本型リーダーシップの可能性
  
第六章 家庭へ、地域へ、健康へ―行動承認の広がり
 がん告知、メンタルヘルス~ある生産チームの場合
 「承認は家庭でも一緒ですね」~イクメンマネジャー柏原直樹さん
 地域のラジオ体操が一気に活性化~有光毬子さん
 「承認教育は社会問題の解決になりますね!」~ロスジェネ君からの賛辞

おわりに―喜びが悲しみを上回る未来へ
 マネジャーにはあまりにもサポートがない。だから非営利教育
 ひとりでも悲しい思いをする人がいるのはイヤ。離職の話をきくたび胸が痛む
誰でもできるメソッドにしたい!
「主婦のくせに」と言われ続け……決めつけはイヤ。女性も同じ思いで仕事をしている
「行動承認」~亡き恩師、亡き母、わが子へのギフトとして
 恩師から受け継いだ精神「時代に呑まれず、時代と対決せよ」

著者プロフィール

正田佐与  (ショウダサヨ)  (著/文

2003年より12年にわたり「業績1位マネジャー」を輩出。独自プログラムの「承認中心コーチング」を指導し、丁寧な指導で現役マネジャーから絶大な信頼を集める。
1963年生まれ、東京外国語大学中国語学科卒。
通信社記者を3年半務めたあと家庭に入り、専業主婦生活8年。2女1男の子育て後、医薬翻訳者を経て2001年よりコーチ。翌2002年より非営利のマネジャー教育に従事し、直後から受講生・クライアントに「売上全国1位」「社内1位」など業績向上事例多数。専業主婦からリーダー教育の第一人者という珍しい経歴をもつ。
2008年、NPO法人企業内コーチ育成協会を設立し現職。
大型商業施設・製造業・研究所・商社・医療機関・介護施設・障碍者施設など企業での研修事例多数。近年ではとりわけ国内社会の基盤を作る業種として「製造業」と「福祉」に関心を注ぐ。その他商工会議所、商工会、経営者協会等経済団体や自治体、空港等公共機関でも研修を行う。
独特の「間」をとりながらの丁寧な講義ぶりで、忙しいマネジャーが職場で実践できるよう心を砕く。教育の専門家からは「大人に対する教え方として理想的」と絶賛される。「コーチングは総合科学」との考えの下、経営学・教育学・倫理学・脳科学など各界の研究者との交遊も幅広い。
2010~13年、「承認大賞」を主催する。また「考える社会人」育成のため「よのなかカフェ」を主宰する。業績1位等「承認中心コーチング」の効果を発信する「事例セミナー」は通算6回開催。
著書『認めるミドルが会社を変える』(カナリア書房)、共著書に『キャリアマザー2』『チャレンジング・カンパニー 人材育成編』(同)。緻密な観察力を活かし(株)帝国データバンクの「帝国ニュース兵庫県版」に巻頭コラム「企業内コーチ育成のすすめ」(2008年10月~2012年5月)、兵庫県中小企業団体中央会会誌「O!」に「誌上コーチングセミナー」(2011年~)などマネジメントコラムを長期連載。
ブログ「コーチ・正田の愛するこの世界」は、マネジャーたちに向けた9年にわたる語りかけであり、現役マネジャーから「このブログを読んでいればマネジメントができる」と絶賛される。

上記内容は本書刊行時のものです。