版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
知っておきたい日本の絶滅危惧植物図鑑 長澤 淳一(著/文) - 創元社
..

知っておきたい日本の絶滅危惧植物図鑑

発行:創元社
A5判
縦210mm 横148mm
240ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784422430300
Cコード
C0045
一般 単行本 生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年4月20日
書店発売日
登録日
2020年2月21日
最終更新日
2020年3月24日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2020-07-12 読売新聞  朝刊
評者: 宮部みゆき(作家)

紹介

日本初の公立総合植物園として知られ、国内最多の約1万2000種類を保有する京都府立植物園は、絶滅危惧植物の保全活動をおこなう拠点園の一つとしても知られている。
本書は同園の元園長が約30年にわたって日本各地で撮影した絶滅危惧植物の写真を中心に、代表的な種の生態や特徴を解説する。
そのほか、生物を取り巻く環境の変化や保全活動の現状、レッドリストや生物多様性など、私たちが知っておくべき問題点や取り組みをまとめた、日本における希少植物を知るための恰好の案内書。
話題のSDGs関連本としてもオススメ。

【本書の特長】

◆代表的なものから愛好家の多いものまで112種を紹介

絶滅危惧植物の象徴のようなホテイアツモリソウをはじめ、人気のラン科や愛好家の多いカンアオイまで“知っておきたい”種や属を多数収録。

◆日本各地で撮影した貴重な写真を掲載

絶滅危惧植物の保全拠点園の一つとして知られる京都府立植物園の元園長が約30年にわたって撮りためた写真を一挙掲載。花のアップや自生地の様子も。

◆知っておきたい関連情報も網羅

危険度ランクやレッドリスト、種の保存法、生物多様性を守る意義など、重要な基本項目の解説も充実。実際の保全活動の方法や事例も紹介。

目次

Part1 絶滅危惧植物とは何か

日本の絶滅危惧種の半分以上は植物
危険度を示す3つのランク
定性的な評価と定量的な評価
レッドリストとは何か
植物ではいまや調査員が絶滅危惧
もう一つの絶滅危惧種のカテゴリー
私たちを取り巻く環境の変化
生物多様性とは何か
多様性はなぜ必要なのか
単一の植物で構成される森や畑は弱い
多様性がもたらす利益
絶滅危惧植物を守る方法
域外保全で最も気をつけること:善意による多様性の低下
地域の協力でより良い域外保全を
植物たちの声なきSOSを聞く

Part2 絶滅危惧植物図鑑

アツモリソウ属
アマミアセビ
アマミカジカエデ
ウケユリ
エビネ属
オオキンレイカ
オグラコウホネ
カイコバイモ
カミガモソウ
カンアオイ属
カンラン
キブネダイオウ
キレンゲショウマ
クモイジガバチ
コウシュンモダマ
コケセンボンギク
コケタンポポ
コブシモドキ
コブラン
サクライソウ
サクラソウ属
シソバウリクサ
シマオオタニワタリ
シマタキミシダ
シモダカンアオイ
ショウキラン属
ジョウロウホトトギス類
スゲ属
ソナレセンブリ
タキミシダ
タヌキノショクダイ
テンナンショウ属
トキソウ
トキワバイカツツジ
トクシマサイハイラン
トビカズラ属
トラキチラン属
ハナノキ
ヒメシラヒゲラン
ヒメハイチゴザサ
ヒロハタマミズキ
ホシクサ属
ホテイラン
モダマ
ヤクシマヒメアリドオシラン
ヤシャビシャク
ヤドリコケモモ
ワダツミノキ
対馬の植物 など

著者プロフィール

長澤 淳一  (ナガサワ ジュンイチ)  (著/文

京都府立大学京都地域未来創造センター客員教授。千葉大学園芸学部園芸学科卒。在学中から稀少な植物を求めて全国各地を巡り写真撮影を始める。京都府丹後農業研究所、京都府山城園芸研究所を経て1991年より京都府立植物園へ。樹木係、温室係を担当した後、2013~2017年まで同園の園長を務める。長く絶滅危惧種の調査と保護、増殖を中心に活動を続ける。

瀬戸口 浩彰  (セトグチ ヒロアキ)  (著/文

京都大学大学院地球環境学堂生物多様性保全論分野/大学院人間・環境学研究科生物環境動態論講座(併任)教授。専門は植物の系統分類学や系統地理学を基盤とした進化多様性に関する研究、および絶滅に瀕した植物集団の保全研究。共著書に『植物地理の自然史――進化のダイナミクスにアプローチする』(北海道大学出版会)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。