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泉鏡花 逝きし人の面影に
発行:梧桐書院
四六判
縦195mm
横137mm
厚さ20mm
重さ 330g
224ページ
上製
定価
2,000円+税
- 書店発売日
- 2013年12月6日
- 登録日
- 2013年12月2日
- 最終更新日
- 2013年12月2日
紹介
日本の近代文学に絶大な影響を与えた文豪、泉鏡花生誕140周年を迎えた今、鏡花の故郷金沢に住まいし、鏡花に惹かれ続ける研究者が、作品の軌跡を辿る。
目次
追憶と鎮魂
城下町・金沢の風土に育った藝の血筋
「化鳥」小考-「化鳥」の語が暗示するもの
「化鳥」-鏡花社会小説の起点
「鶯花径」-幼児的“母恋い”抜け出た画期作
「海の鳴る時」-出郷・鏡花の心にあり続けたいで湯「辰口」
「海城発電」-明治軍国主義と赤十字博愛精神
「風流線・続風流線」-社会通念への痛烈な批判と恋愛至上
「縁結び」から「由縁の女」へ-この世ならぬ「姉さん」との結縁こそ
「河伯令嬢」-形代への贖罪と鎮魂・「生涯の決算」を心に
わが心の泉鏡花
「露宿」-大震災時の鏡花と犀星
鏡花批判「葉花星宿」への疑問
極端な食癖と郷土の味への信頼
秋の逗子に 鏡花の足跡を訪ねて
わが心の「泉鏡花」
上記内容は本書刊行時のものです。