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あなたの癌は、がんもどき
発行:梧桐書院
四六判
272ページ
上製
定価
1,700 円+税
1,870 円(税込)
- 初版年月日
- 2010年12月
- 書店発売日
- 2010年12月6日
- 登録日
- 2010年12月8日
- 最終更新日
- 2010年12月8日
紹介
がんには、治療しても治らない本物のがんと、放置しても転移しない「がんもどき」がある。
臨床データから明らかなこの事実が、広く知られていないのはなぜか?
また、「有効」というデータが存在しないにも関わらず、日本で「がん検診」「抗がん剤治療」が強力に推進されるのはなぜか?
「医療現場からの情報公開」を推進し、独り闘い続ける医師が、がんとの正しい付き合い方を論じる。
目次
第一章 がんもどき理論 専門家はなぜ沈黙するのか
第二章 がんの正体 あいまいな診断基準と誤診の実際
第三章 がん集団検診 健康人を虜にするビジネス
第四章 無治療という選択 放置データから見えてくるもの
第五章 がん検診のデメリット 無視できないCTと生検のリスク
第六章 がん手術 誤解と錯覚と拡大化の歴史
第七章 転移と再発 犯人は遺伝子プログラムが生成するタンパク
第八章 臓器転移と局所再発 そのとき患者は何を選択すべきか
第九章 抗がん剤 「効かない薬」が「魔法の薬」に化ける舞台裏
第十章 がんとの共生 思考の節約と心身の解放のために
版元から一言
これからの時代、「がん」という病気とどのように付き合っていくか。
不安を煽られ感情的に決めるのではなく、
著者の近藤医師のように「論理とデータ」をもとに自分でも考えていかなければならない。
その指針となる一冊です。(編集D)
近藤ドクターとは20年以上のおつきあいになるが、
医学界の権威主義とボス支配に背を向け、
独り一般への情報公開に力を注いできた。
PCに向かって日々海外論文を読む勉強熱心な姿は、
今も昔も変わらない。
敵も多いがファンも多い、闘う医師の「最終見解」です。(編集M)
上記内容は本書刊行時のものです。