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田能村竹田 画論『山中人饒舌』訳解 竹谷 長二郎(著) - 笠間書院
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田能村竹田 画論『山中人饒舌』訳解

発行:笠間書院
A5判
288ページ
上製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-305-70699-7
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年9月
書店発売日
登録日
2013年7月25日
最終更新日
2013年10月31日
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紹介

『山中人饒舌』を抜きにして、江戸絵画を語ることはできない。
江戸時代後期の文人画家、田能村竹田(たのむらちくでん)が東洋芸術の真髄を語る、
不朽のエッセイ、全文全訳。
中野三敏氏[九州大学名誉教授]、河野元昭氏[東京大学名誉教授]、推薦。

目次

口絵 田能村竹田「自画像図」出光美術館蔵

まえがき
改訂にあたって

凡例
解説 著者田能村竹田について
   「山中人饒舌」について

山中人饒舌
序―篠崎小竹
序―角田九華
上巻
引(小序)
一  南画未だ興らず
二  南画の胎動―雪渓と慶山
三  南画の興隆
四  市気を去る
五  己れの為にす
六  書画は小道
七  狩野派・雪舟派の流弊
八  漢画の諸派
九  当代漢画と狩野・雪舟二派
一〇 漢画の衰退
一一 万巻の書を読み万里の路を行く
一二 大雅の名声と実力
一三 大雅の洒落―書と画
一四 大雅の風竹の迫力
一五 大雅の書画の鑑定―画の三種
一六 大雅と蕪村―逸筆と戦筆
一七 大雅と蕪村―正と譎
一八 蕪村の画―名声と実力
一九 蕪村の減筆法
二〇 蕪村は大雅に及ばず
二一 大雅における欽するもの―人品風格
二二 人の好尚は同じからず
二三 京派の花鳥画
二四 応挙の「晩秋野草図」
二五 呉春の「秋江双鳬図」
二六 篤古の人―春嶽
二七 気韻は学ぶべからず
二八 軒冕の才賢―増山雪斎
二九 二石(竹石・介石)の特長
三〇 凌岱・蕪村・大雅の門下たち
三| ただ知る地下の李梅渓
三二 文晁と月仙(僊)
三三 馬孟熙を惜しむ
三四 絵画と風土―竹洞
三五 辺雪居の臨撫―伝摸移写
三六 夙夜の生活と芸術
三七 浦上玉堂―酔中の天趣
三八 浦上玉堂―三可三称
三九 大原呑響
四〇 張瑞図の墨竹
四一 大麟の脱俗
四二 僧松丘の詩と画
四三 張潜夫の清節
四四 黄檗僧(大鵬・来鳳)の画
四五 月仙(僊)の画―人物
四六 恢応の画―古怪絶俗
四七 玉翁・玉■の画―竹
四八 維明・雪村の画―梅
四九 玉洲の画―蘭
五〇 祖仙の画―猿

下巻
五一 栲亭の画竹
五二 栲亭蔵の明清書画
五三 忘るる能はざる名跡
五四 淇園・平洲の画―書巻の気
五五 題 画 の 詩
五六 題画詩の長さ
五七 題画の詩余
五八 蓬島の風流
五九 台山の画―生拙
六〇 俊傑に遇はず
六一 天王寺に登らず、蒹葭堂を訪ふ
六二 蒹葭堂の人と芸術―自娯と酣古
六三 高寸田の恩恵
六四 米山人の知遇
六五 沈南蘋の渡来
六六 渡来の清人―伊孚九・李随安・江稼圃
六七 閨秀画家―氷仙(僊)
六八 宮本武蔵・大石良雄の画―俗習無し
六九 己れの画を溺愛す
七〇 真山に対するに如かず
七一 玩物喪志
七二 真価を知らずして毀誉す
七三 自ら高しとする者
七四 先進に従はん
七五 絵画の効用―仁者は寿を楽しむ
七六 絵画の効用―神(心)を暢ぶるのみ
七七 作る者と観る者と
七八 個性と気と
七九 画の種類と詩の体
八〇 文章の作法と画の体
八一 伝神―心を写す
八二 形似を越えるもの
八三 詩画一致
八四 形似を忌む
八五 画を観るは画を作るよりも難し
八六 古画を学ぶ―日々維新
八七 古画の妙処
八八 衣皺の描法
八九 点苔の描法
九〇 意は筆先に在り
九一 未だ之れを思はざるなり
九二 考拠・規矩なき画
九三 見せかけの枯淡狂逸
九四 題材でなく人品
九五 微茫惨澹を妙境となす
九六 心小にして胆大
九七 静にして健
九八 無修無証の境地
九九 自家に脚を立つ
一〇〇 画と画論の起源
跋―呉北渚
跋―後藤松陰

あとがき
改訂版あとがき
人名索引
改訂参考文献

著者プロフィール

竹谷 長二郎  (タケタニ チョウジロウ)  (

明治43(1910)年東京に生れる。翰墨を娯しみ、著述(江戸明治期の文人の漢詩文及び画論について)を事とする。平成24(2012)年2月28日没。主要著書に、竹田荘師友画録訳解(笠間書院)、原本現代訳「江戸繁昌記」上・下(教育社)、文人画家田能村竹田―「自画題語」訳解を中心に(明治書院)、頼山陽書画題跋評釈(明治書院)、文人画論―浦上春琴「論画詩」評釈(明治書院)、武元登々庵『行庵詩草』研究と解釈(笠間書院)など。

大越 雅子  (オオコシ マサコ)  (改訂

昭和18(1943)年東京に生れる。早稲田大学文学部国文学科卒業。斯文会会員。

上記内容は本書刊行時のものです。