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ト・日 書店
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藤原定家論
A5判
370ページ
上製
定価
8,000円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2011年2月
- 書店発売日
- 2011年2月17日
- 登録日
- 2011年1月18日
- 最終更新日
- 2014年8月29日
紹介
歌人・藤原定家の表現意図を探る。
表現摂取の分析を踏まえた中世和歌の展開を、藤原定家を中心に考察する。
改作に伴う本文の変化、文献学的研究の進展や新資料の紹介を踏まえ、摂取源である本歌や
本説の本文を再検討。摂取歌の新たな解釈を導き、その表現意図を明らかにする書。
定家老年期の作とされてきた『藤河百首』についても享受史を踏まえ、検討を加える。
目次
はじめに
第一編 万葉摂取論――俊頼から定家へ
第一章 源俊頼の万葉摂取歌
第二章 定家本『俊頼髄脳』の万葉歌
第三章 藤原定家『百人一首』自撰歌考
第四章 藤原定家の万葉摂取歌
第二編 物語摂取論――俊成から定家へ
第一章 藤原俊成自讃歌考
第二章 藤原定家と『大和物語』
第三章 建仁元年『仙洞五十首』恋歌考
第三編 改作論
第一章 藤原定家の自詠改作
第二章 『新勅撰和歌集』の本文形成
第三章 『宮河歌合』考
第四編 享受論――注釈の本文と言説
第一章 『藤河百首』の再検討
第二章 『藤河百首』の表現
第三章 『内裏名所百首』の有注本をめぐって
附編 『明月記』の写本と文化史資料としての意義
第一章 東京大学総合図書館蔵『明月記』
第二章 国立国会図書館蔵『明月記』
第三章 『明月記』と音楽
『明月記』音楽記事年表(新訂増補)
初出一覧
あとがき
索引(人名・書名・和歌)
上記内容は本書刊行時のものです。