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色へのことばをのこしたい 伊原 昭(著) - 笠間書院
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色へのことばをのこしたい

発行:笠間書院
A5判
324ページ
上製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-305-70524-2
Cコード
C0081
一般 単行本 日本語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年6月
書店発売日
登録日
2011年5月11日
最終更新日
2012年7月18日
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書評掲載情報

2012-07-01 毎日新聞
評者: 堀江敏幸(作家)

紹介

古典文学のなかの、「日本の色」世界を知り尽くした著者が、これまでに綴り、語った、小論、エッセイ、ラジオインタビューを集成した書。

古典文学にみられる色名を網羅した基礎資料『日本文学色彩用語集成』全5巻(エイボン芸術賞・ビューティーサイエンス学会賞 受賞)の著者・伊原昭が、これまでに綴り、語った、「日本の色」にまつわる小論、エッセイ、ラジオインタビューなどを収録。約300種類におよぶ豊穣な「日本の色」の世界を知り尽くした著者が、文学作品に見られる色の持つ役割、その背景にある文化、人々の情感、逸話などを紹介するとともに、失われゆく日本の色と日本人の感性に警鐘を鳴らす。

「日本の色は草木や鳥たち、土の色など、ほとんどが自然の中にある彩りを映したもの。つまり、日本の風土を受け継いでいます。だからこそ後世につなげていきたい―。」……本書より

目次

はしがき

日本の色―序にかえて
文学と色彩
古典文学における色彩
烏羽(うば)の表〓
月草摺の色―今に生きるニッポンの色
丹―今に生きるニッポンの色
葡萄染―今に生きるニッポンの色
「色へのことば」をのこしたい
四季をこえた彩り
夜会での色
秋・冬の彩り
古典文学と色彩
上代から近代へ―文学作品をとおしてみた色の流れ
文学にみる狐にかかわる色
『万葉』の歌人大伴家持―色に魅せられた越中守時代
心の豊かさを求めて
平安の書と料紙の色
光源氏の衣装―王朝の服色を背景に
『源氏物語』の色―『枕草子』にもふれて
稲荷と、「白」と鳥
紅(くれなゐ)
江戸の主な色―文学作品などに見る
カタカナがはばきかす色の世界―「あとがき」にかえて

初出一覧

 ・「色へのことば」[かな]
 ・「色へのことば」[漢字]

著者プロフィール

伊原 昭  (イハラ アキ)  (

伊原 昭(いはら・あき)
神奈川県鎌倉市に生まれる。
東京女子大学卒業、日本大学大学院文学研究科修了。国立国会図書館主査、和洋女子大学、梅光女学院大学教授を経て、現在、梅光学院大学名誉教授。文学博士。

■著書
『色彩と文学―古典和歌をしらべて―』(桜楓社出版 昭32)、『萬葉の色相』(塙書房 昭39)、『平安朝文学の色相―特に散文作品について―』(笠間書院 昭42)、『色彩と文芸美―古典における―』(笠間書院 昭46)、『日本文学色彩用語集成―中世―』(笠間書院 昭50、風俗史学会第一回「野口眞造記念染色研究奨励金」受賞)、『日本文学色彩用語集成―中古―』(笠間書院 昭52、風俗史学会第六回「江馬賞」受賞)、『古典文学における色彩』(笠間書院 昭54)、『日本文学色彩用語集成―上代一―』(笠間書院 昭55)、『平安朝の文学と色彩』(中央公論社 昭57)、『日本文学色彩用語集成―上代二―』(笠間書院 昭61)、『万葉の色―その背景をさぐる―』(笠間書院 平元)、『文学にみる日本の色』(朝日新聞社 平6)、『王朝の色と美』(笠間書院 平11)、『日本文学色彩用語集成―近世―』(笠間書院 平18)、『増補版万葉の色―その背景をさぐる―』(笠間書院 平22)。
上記に明記した他に、以下の受賞がある。『日本文学色彩用語集成―上代一~近世―』(笠間書院 昭50~平18)全5巻に「エイボン芸術賞」(平19年度)受賞。『日本文学色彩用語集成―上代一~近世―』全5巻に「ビューティサイエンス学会賞」(平19年度)受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。