.
【書誌情報利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
在庫ステータス
品切れ・重版未定
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
返品の考え方:
返品フリー
伊勢物語論
文体・主題・享受
A5判
435ページ
定価
12,500円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2001年5月
- 書店発売日
- 2001年5月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2013年3月27日
紹介
都とゐなか、男と女など互いに相容れないはずの二つの世界が一つの物語として昇華する伊勢物語。文体・主題・享受の視点から掘り下げ、その特質と変貌、享受の歴史を辿る。
目次
第一章 文体と方法一 「昔」と「今」-伊勢物語の文体-二 「かの」-伊勢物語の遠近法-三 伊勢物語における散文と和歌-連接形式の意味-四 和歌の解釈と物語-伊勢物語の方法-五 「かいまみ」の意味-六十三段をめぐって-六 見られることと見ること-「目離(めか)る」覚え書-七 伊勢物語と題詠-惟喬親王章段の世界-第二章 主題と人物像一 伊勢物語の悪女二 右近の馬場の恋-九十九段を考える-三 「人しれぬ」と「心やむ」-五段の人物造形-四 「東下り」の物語・その一-浅間と富士-五 「東下り」の物語・その二-十三段その他をめぐって-六 行平から「なま翁」へ-百十四段の成立-第三章 享受史の中の伊勢物語一 古注の世界-物語注釈としての説話-二 ふたつの「芥川」-室町中期伊勢物語注釈の虚構理解-三 伊勢物語の「誹諧」-宗祇の注記をめぐって-四 周辺の宗祇流-『伝平田墨梅筆伊勢物語聞書』をめぐって-五 伊勢物語注釈と尚書-三条西家における伊勢物語理解の一面-六 堯恵と伊勢物語-『堯恵加注承久三年本校合伊勢物語』をめぐって-七 近衛信尋と伊勢物語-『伊勢物語抄抜書』その他をめぐって-八 『伊勢物語集注』の位置九 虚と実-『伊勢物語童子問』の旧注批判-十 作られた主人公像-伊勢物語九十二段と『伊勢物語新釈』-
上記内容は本書刊行時のものです。