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新貿易立国論
発行:文藝春秋
新書判
264ページ
定価
880円+税
- 書店発売日
- 2018年5月18日
- 登録日
- 2018年4月19日
- 最終更新日
- 2018年5月11日
書評掲載情報
2018-10-14 | 毎日新聞 朝刊 |
2018-07-28 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 八代尚宏(昭和女子大学特任教授) |
2018-06-23 | 朝日新聞 朝刊 |
2018-05-27 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
もはや日本は「輸出大国」ではない。
グローバルな視点で現実を直視し、日本経済復活のための新たなモデルを示す!
「資源のないわが国が生き残るには貿易しかない」
--戦後、日本は「貿易立国」を合言葉に、経済発展という坂道を駆け上り、ついにはアジアで真っ先に先進国入りを果たしました。
ところが発展の原動力となった輸出が不振です。これまでリードしてきた工業製品の優位性が揺らぎ、かつては世界の10%ちかくを占めてきた日本の貿易シェアは低下する一方。
「貿易立国」という、この国のかたちが危機に瀕しています。
なぜか。経済のグローバル化、技術のデジタル化という、かつてとは大きく異なる環境を背景に、新興国・途上国が台頭。日本をふくめた先進国の地位が低下しているからなのです。
では、日本が復活するためにはどうすればいいのか。
アジア各国のビジネスを30年ちかくリサーチしてきた著者は、成長トレンドにあって、日本国内の工業地帯に匹敵するほど大きな、日本企業の集積地があるASEANとの連携を提唱。
その上で、国内で開発・生産する「メイド・イン・ジャパン」戦略と、新興国・途上国へ生産拠点を移す「メイド・バイ・ジャパン」戦略の使い分けを説きます。
脅威論でも、悲観論でも、空理空論でもない、グローバル経済の時代に対応したリアルな「貿易立国論」の誕生です。
上記内容は本書刊行時のものです。