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注文サイト:
スーベニア
発行:文藝春秋
四六判
重さ 400g
312ページ
定価
1,600円+税
- 書店発売日
- 2020年5月22日
- 登録日
- 2020年4月17日
- 最終更新日
- 2020年4月17日
書評掲載情報
2020-07-19 | 産經新聞 朝刊 |
2020-07-12 |
読売新聞
朝刊 評者: 木内昇(作家) |
2020-07-04 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
文雄と過ごすキラキラした時間は、いつか歳をとった自分自身への贈り物になる……。
2010年、東京。34歳独身で、雑誌を中心に活躍するフリーカメラマンの安藤シオは、3年前に飲み屋で知り合って以来たまに泊まりに来る41歳の映像カメラマン、文雄に思いを寄せている。
自分の私生活を語りたがらず、マメに連絡をくれない文雄との「恋人」とは呼べない曖昧な関係にモヤモヤしていたシオは、美大時代の男友達でイラストレーターの点ちゃんと偶然出版社で再会。周囲には秘密にしていた文雄とのことを話した帰り道、妻子のいる点ちゃんに不意打ちのキスをされる。
2011年3月11日、東日本大震災が発生。真っ先にメールをくれたのは、シオが連絡を待っていた文雄からでも、点ちゃんからでもなく、いやな別れ方をした元カレの角田だった。シオの心は揺れ動く……。
両親や友だちの目を気にして生きてきたシオが選んだ答えとは?
「大人になれないわたしたちを描きたかった」という著者による、せつなくてリアルな初の長編恋愛小説。
上記内容は本書刊行時のものです。