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グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争 飯田 洋介(著/文) - NHK出版
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グローバル・ヒストリーとしての独仏戦争 (グローバルヒストリートシテノドクフツセンソウ) ビスマルク外交を海から捉えなおす (ビスマルクガイコウヲウミカラトラエナオス)

学参
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発行:NHK出版
B6判
288ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-14-091267-6   COPY
ISBN 13
9784140912676   COPY
ISBN 10h
4-14-091267-7   COPY
ISBN 10
4140912677   COPY
出版者記号
14   COPY
Cコード
C1322  
1:教養 3:全集・双書 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年12月18日
最終更新日
2021年1月24日
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書評掲載情報

2021-05-15 毎日新聞  朝刊
評者: 岩間陽子(政策研究大学院大学教授・国際政治)
2021-03-06 朝日新聞  朝刊
評者: 呉座勇一(国際日本文化研究センター助教・日本中世史)
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紹介

日米を巻き込んだ「もうひとつの独仏戦争」――圧勝だった戦いの裏で、なぜビスマルクは焦っていたのか?

プロイセンがフランスを終始圧倒して勝利した"普仏戦争"の裏で、ビスマルクは米国にアプローチし、国際法に頼ろうとしていた――なぜか? ビスマルクによる米国との交渉、国際社会への訴えから、日本・中国での停戦工作までを地球規模で描く、知られざる近代史!

はじめに
第一章 普仏対立へ ――ルクセンブルクをめぐる戦争の危機
 1 ビスマルクとナポレオン3世
 2 ルクセンブルクをめぐる普仏提携の可能性
 3 事態の暗転
 4 ルクセンブルク危機
第二章 米国への打診
 1 パリ宣言とは?
 2 ビスマルクの対米打診①――米国での軍艦調達をめぐって
 3 ビスマルクの対米打診②――パリ宣言の改定に向けて
 4 2つの打診から見えてくるビスマルクの米国観
第三章 独仏開戦とフランス海軍への対応
 1 フランスとの戦争へ
 2 開戦前夜のビスマルクの代米打診――フランス海軍への対策①
 3 対仏商船保護宣言とそのねらい――フランス海軍への対策②
 4 義勇海軍の創設―ーフランス海軍への対策③
第四章 北ドイツ沿岸の戦況
 フランス艦隊の出撃/北ドイツ連邦海軍の対応/バルト海での戦局(7―8月) など
第五章 極東への影響
 1 独仏停戦の動き――日本・中国水域中立化構想
 2 日本の中立宣言をめぐる独仏の角逐
 3 日本・中国水域中立化構想の再浮上
第六章 パリ宣言への幻滅とフランスへの反撃
 1 グローバルに行われるドイツ商船への攻撃
 2 ビスマルクの苛立ちと幻滅
 3 海軍の反撃
 4 乾坤一擲――ビスマルクのパリ宣言への挑戦
終章 海からみたビスマルク外交
 ビスマルクの方針転換とフランスとの対立/米国での軍艦調達の試み など
あとがき

参考文献一覧
人名索引

目次

はじめに
第一章 普仏対立へ ――ルクセンブルクをめぐる戦争の危機
 1 ビスマルクとナポレオン3世
 2 ルクセンブルクをめぐる普仏提携の可能性
 3 事態の暗転
 4 ルクセンブルク危機
第二章 米国への打診
 1 パリ宣言とは?
 2 ビスマルクの対米打診①――米国での軍艦調達をめぐって
 3 ビスマルクの対米打診②――パリ宣言の改定に向けて
 4 2つの打診から見えてくるビスマルクの米国観
第三章 独仏開戦とフランス海軍への対応
 1 フランスとの戦争へ
 2 開戦前夜のビスマルクの代米打診――フランス海軍への対策①
 3 対仏商船保護宣言とそのねらい――フランス海軍への対策②
 4 義勇海軍の創設―ーフランス海軍への対策③
第四章 北ドイツ沿岸の戦況
 フランス艦隊の出撃/北ドイツ連邦海軍の対応/バルト海での戦局(7―8月) など
第五章 極東への影響
 1 独仏停戦の動き――日本・中国水域中立化構想
 2 日本の中立宣言をめぐる独仏の角逐
 3 日本・中国水域中立化構想の再浮上
第六章 パリ宣言への幻滅とフランスへの反撃
 1 グローバルに行われるドイツ商船への攻撃
 2 ビスマルクの苛立ちと幻滅
 3 海軍の反撃
 4 乾坤一擲――ビスマルクのパリ宣言への挑戦
終章 海からみたビスマルク外交
 ビスマルクの方針転換とフランスとの対立/米国での軍艦調達の試み など
あとがき

参考文献一覧
人名索引

著者プロフィール

飯田 洋介  (イイダ ヨウスケ)  (著/文

駒澤大学准教授。1977年、茨城県生まれ、早稲田大学第一文学部卒、同大大学院文学研究科博士後期課程史学専攻修了、博士(文学)。同大文学学術院助手、岡山大学准教授を経て現職。専門はドイツ近現代史、近代国際政治史。
著書に『ビスマルクと大英帝国――伝統的外交手法の可能性と限界』(勁草書房)、『ビスマルク――ドイツ帝国を築いた政治外交術』(中公新書)、共著書に『歴史のなかのドイツ外交』(吉田書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。