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細胞内共生説の謎
隠された歴史とポストゲノム時代における新展開
発行:東京大学出版会
四六
292ページ
価格
3,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年6月1日
- 書店発売日
- 2018年6月18日
- 登録日
- 2018年6月18日
- 最終更新日
- 2018年7月9日
書評掲載情報
2018-07-22 |
読売新聞
朝刊 評者: 塚谷裕一(東京大学教授、植物学者) |
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紹介
なぜ細胞内共生説は自明とされ,マーギュリスは創始者と名乗れたのか.その経緯について文献を読み解きながら明らかにし,ゲノム解析技術が発達した現在における新知見を紹介しながら,細胞内共生説をどのようにとらえ直すべきかを提案する.
目次
まえがき
凡例
序 章 細胞内共生説――その意味と謎
第I部 細胞内共生説の歴史的展開とそれをめぐる人々
第1章 細胞内共生説のあゆみ
第2章 細胞内共生説を初めて提唱したメレシコフスキー
第3章 20世紀前半の細胞内共生についての諸説
第4章 マーギュリスの細胞内共生説の再考
第5章 1960~1970年代における細胞内共生説の動向
第II部 色素体の細胞内共生説の科学的再検討
第6章 オルガネラの細胞内共生に関する現代の考え方
第7章 葉緑体とシアノバクテリアの連続性と不連続性
第8章 「細胞内共生」という事象の再検討
終 章 細胞内共生説とは何か
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。