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饗宴 プラトン(訳・解説) - 東京大学出版会
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饗宴 訳と詳解

A5判
448ページ
価格 6,500円+税
ISBN
978-4-13-010129-5
Cコード
C3010
専門 単行本 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年6月1日
登録日
2017年8月21日
最終更新日
2017年8月21日
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書評掲載情報

2016-12-25 読売新聞  朝刊
評者: 納富信留(ギリシャ哲学研究者、東京大学教授)

紹介

ソクラテスを中心に七人がエロスへの賛美を競った物語――この作品だけが,特定個人との対話でないのはなぜか.過去の語りが二重化されているのはどうしてか.そこに書かれなかった未知を読み解く.ギリシア語のテクストに徹底的に分け入り,正確な訳と詳細な註で,古典の新たな魅力を甦らせる一冊.

目次

まえがき
凡例
登場人物

I 『饗宴』訳
1 昔の宴会の噂
2 「美しくなったソクラテス」の誘い
3 宴会の始まり――恋の神エロスを賛美して
4 パイドロスの話――恋の神エロスは偉大なり
5 パウサニアスの長い話――二つのエロス神と法律
6 アリストパネスのしゃっくり――芸術家の野心
7 エリュクシマコスの話――エロスの統一科学
8 アリストパネスの話――人間本性の切断事件と性愛の秘密
9 封じられたソクラテスの問答
10 アガトンの話――恋は人を詩人にする
11 ソクラテスとアガトンの対話――賛美の言葉の虚実
12 ディオティマとソクラテス1――エロスは神と人間の中間者
13 ディオティマとソクラテス2――人間は身心ともに妊娠中
14 ディオティマとソクラテス3――永遠不死を求めて(小秘儀)
15 ディオティマとソクラテス4――〈美しい〉それ自体への登高(大秘儀)
16 酔ったアルキビアデスの登場――ソクラテス賛美へ
17 アルキビアデスの話1――ソクラテス「体験」と葛藤
18 アルキビアデスの話2――誘惑物語とソクラテスの真実
19 宴が終わって
訳注

II 『饗宴』詳解
1 『饗宴』をめぐる背景とその位置
2 『饗宴』の構成――昔の宴会を語り直す秘密
3 『饗宴』の舞台設定
4 『饗宴』の展開
5 いま再び,美しくなったソクラテス
詳解註
あとがき
『饗宴』に関連する歴史
主な文献
索引

上記内容は本書刊行時のものです。