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マイホーム山谷 末並 俊司(著/文) - 小学館
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マイホーム山谷 (マイホームサンヤ)

文芸
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発行:小学館
四六判
256ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-09-388857-8   COPY
ISBN 13
9784093888578   COPY
ISBN 10h
4-09-388857-4   COPY
ISBN 10
4093888574   COPY
出版者記号
09   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年5月1日
書店発売日
登録日
2022年3月15日
最終更新日
2022年4月23日
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書評掲載情報

2022-12-24 朝日新聞  朝刊
評者: 稲泉連(ノンフィクション作家)
2022-08-06 日本経済新聞  朝刊
評者: 久田恵(ノンフィクション作家)
2022-07-30 毎日新聞  朝刊
評者: 渡邊十絲子(詩人)
2022-07-03 読売新聞  朝刊
2022-06-25 朝日新聞  朝刊
評者: 稲泉連(ノンフィクション作家)
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紹介

第28回小学館ノンフィクション大賞受賞作

日本有数のドヤ街として知られる東京・山谷。

この地で2002年に民間ホスピス「きぼうのいえ」を創設した山本雅基氏と妻・美恵さんは、映画『おとうと』(山田洋次監督)のモデルとなり、NHK『プロフェッショナル』で特集されるなど「理想のケア」の体現者として注目を集めた。

ところが、現在の「きぼうのいえ」に山本夫妻の姿はない。
山本氏は施設長を解任され、山谷で介護を受け、生活保護を受給しながら暮らす。美恵さんは『プロフェッショナル』放送翌日に姿を消し、行方が分からないという。

山本氏は、なぜ介護を担う立場から受ける立場になったのか。
なぜ美恵さんは出て行ってしまったのか。
山本氏の半生を追う中で、山谷という街の変容と、特殊なケアシステムの本質を見つめた、第28回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

選考委員絶賛!
●星野博美氏――「助ける側と助けられる側の境界線が曖昧な、山谷の特異な寛容性を見事に描ききった」
●白石和彌氏――「人間を見つめるとは、どういうことか改めて勉強になりました」
●辻村深月氏――「ユーモアを交えつつも、何かや誰かを否定するスタンスを決して取らないのが素晴らしい」


【編集担当からのおすすめ情報】
山谷で有名ホスピスを成功させた山本雅基氏は、2000年代にメディアの寵児となり“山谷のシンドラー”とも呼ばれた。
しかし、2010年代に入るとメディアの報道は激減する。実は、妻・美恵さんの失踪や、自身のアルコール依存症、そして統合失調症の診断、ホスピス理事長の解任、生活保護の受給……と、山本さんをめぐる状況はめまぐるしく変わっていたのだ。
――そんな話を著者・末並俊司さんから聞いた時、山本さんの半生をもっと知りたいと思った。そして本作『マイホーム山谷』は、山本さんの光と影を通して山谷のケアシステムを見つめ、日本の介護・福祉問題を考えるルポルタージュになった。多くの方に読んでいただきたい1冊です。

上記内容は本書刊行時のものです。