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霧の彼方 須賀敦子 若松 英輔(著/文) - 集英社
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霧の彼方 須賀敦子 (キリノカナタ スガアツコ)

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発行:集英社
四六判
縦194mm 横134mm 厚さ31mm
重さ 557g
480ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-08-771671-9   COPY
ISBN 13
9784087716719   COPY
ISBN 10h
4-08-771671-6   COPY
ISBN 10
4087716716   COPY
出版者記号
08   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年5月14日
最終更新日
2020年6月20日
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書評掲載情報

2020-09-05 朝日新聞  朝刊
評者: 宇野重規(東京大学教授・政治思想史)
2020-08-29 日本経済新聞  朝刊
評者: 和田忠彦(東京外国語大学名誉教授)
2020-08-15 東京新聞/中日新聞  朝刊
2020-08-15 毎日新聞  朝刊
評者: 堀江敏幸(作家)
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紹介

生涯にわたり信仰と文学の「コトバ」に共振し、晩年に稀有な作品を遺した須賀敦子。
没後二十二年たっても読者を惹きつけてやまない作家の、魅力の源泉とは。
須賀敦子の「霊性」に、同じ情熱をもって迫る本格評伝。

宮沢賢治、川端康成、ウンベルト・サバ、ナタリア・ギンズブルグ、マルグリット・ユルスナール、シャルル・ペギー、ダヴィデ・マリア・トゥロルド、聖カタリナ、聖フランチェスコ、友人マリア・ボットーニ、親友しげちゃん、父、そして夫ペッピーノーー。
詩人、小説家、カトリック左派の実践的思想家、中世の聖人、愛する人たち。
さまざまな出会いによって導かれた、「たましい」の旅を描く。

【目次】
第一章 書かれなかった言葉
第二章 不得意な英語と仏教
第三章 人生の羅針盤
第四章 二人の聖女
第五章 母の洗礼
第六章 夢幻のカテドラル
第七章 レジスタンスの英雄
第八章 終わらない巡礼
第九章 ペルージャへの招き
第十章 文筆家の誕生
第十一章 ローマと新教皇
第十二章 ダヴィデ・マリア・トゥロルド
第十三章 ミラノへの階梯
第十四章 ある幼子の物語
第十五章 言葉という共同体
第十六章 エマニュエル・ムーニエと『エスプリ』
第十七章 内なるファシスト
第十八章 ほんとうの土地
第十九章 悲しみの島
第二十章 ゲットとウンベルト・サバ
第二十一章 川端康成と虚構の詩学
第二十二章 二度の帰国
第二十三章 ダンテを読む日々
第二十四章 見えない靴、見えない道
第二十五章 トランクと書かれなかった言葉

あとがき
人名索引

【著者略歴】
若松英輔(わかまつ・えいすけ)
批評家、随筆家。1968年新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 ーー求道の文学」で第14回三田文学新人賞を受賞。16年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第2回西脇順三郎学術賞を受賞。18年『詩集 見えない涙』で第33回詩歌文学館賞を受賞。同年『小林秀雄 美しい花』で第16回角川財団学芸賞を受賞、19年に第16回蓮如賞を受賞。他の著書に『井筒俊彦ーー叡知の哲学』『霊性の哲学』『イエス伝』『詩集 燃える水滴』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。