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戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話 キャロル・グラック(著/文) - 講談社
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戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話 (センソウノキオク コロンビアダイガクトクベツコウギ ガクセイトノタイワ)

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発行:講談社
新書判
200ページ
定価 840円+税
ISBN
978-4-06-515430-4   COPY
ISBN 13
9784065154304   COPY
ISBN 10h
4-06-515430-8   COPY
ISBN 10
4065154308   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0220  
0:一般 2:新書 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年6月10日
最終更新日
2024年3月26日
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書評掲載情報

2019-08-18 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 栗原裕一郎(評論家)
2019-08-17 朝日新聞  朝刊
2019-08-03 日本経済新聞  朝刊
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紹介

なぜ人々は戦争の歴史でいがみ合うのか。なぜ各国は戦争の歴史で争うのか――日本近代史の碩学が学生との対話を通じて「歴史」と「記憶」の意味を深く探っていく。ニューズウィーク日本版で大反響を呼んだコロンビア大学特別授業、待望の書籍化。

主な内容
「戦争の記憶」の語られ方/「歴史」と「記憶」の違いとは/変化する「共通の記憶」/それぞれの国で語られる「第二次世界大戦」/日系アメリカ人の物語が認知されるまで/「記憶の領域」には四つの種類が存在する/クロノポリティクス――現在が過去を変える/慰安婦問題が共通の記憶になるまで/誰が記憶に変化を起こしたか/記憶を動かす「政治的文脈」/戦争の記憶は、自国の都合のいい形につくられていく/アメリカが原爆を正当化する理由/自国の「悪い過去」にどう対処すべきか/過去と未来に対する個人の「責任」ほか

目次

はじめに 
1    MEMORY AND HISTORY 
     「歴史」とは何か、「記憶」とは何か
2    OPERATIONS OF MEMORY
     「戦争の記憶」はいかにして作られるのか
3    THE COMFORT WOMEN IN PUBLIC MEMORY
     「慰安婦」の記憶
4    THE PAST IN THE PRESENT
     歴史への責任――記憶が現在に問い掛けること
おわりに 

著者プロフィール

キャロル・グラック  (キャロル・グラック)  (著/文

キャロル・グラック CAROL GLUCK
コロンビア大学歴史学教授。1941年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ウェルズリー大学卒業。1977年、コロンビア大学で博士号取得。専門は日本近現代史・現代国際関係・歴史学と記憶。1996年アジア学会会長。2006年、旭日中綬章受章。著書に『歴史で考える』(岩波書店)。共著に『日本はどこへ行くのか』(講談社学術文庫)、『思想史としての現代日本』(岩波書店)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。