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出版者情報
魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信
発行:KADOKAWA
四六変型判
272ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2019年7月20日
- 書店発売日
- 2019年7月20日
- 登録日
- 2019年5月31日
- 最終更新日
- 2019年7月3日
書評掲載情報
2019-10-06 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2019-08-17 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
「異常豊漁は地震の前兆」「庭の南天は災いを避ける」――。わたしたちの身辺でとりざたされる俗信には、災厄の予兆を感知し、日々の不安を除く生活の知と技がこめられている。さりげない日常に息づいた、庶民の想像力と心のくせが凝縮した言い伝えといえるだろう。家屋敷、生活道具、自然災害にまつわる膨大な俗信資料を整理し、悪霊・境界・流言などについて、伝承の背後に広がる民俗世界とその意味をさぐる。
目次
1 家屋敷と俗信
第一章 生死と境界の空間――屋根と床下
第二章 植物と家の盛衰――庭木の吉凶
第三章 他界への出入り口――井戸
2 生活道具と俗信
第一章 人生の節目を表象――箒
第二章 祓う・拒む・鎮める――箕
第三章 禁忌と魔除けの呪具――鍋
第四章 欺く・招く・乞う――柄杓
3 災害と俗信
第一章 地震と唱え言
第二章 幕末土佐の人と動物――『真覚寺日記』から
上記内容は本書刊行時のものです。