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出版者情報
明治生まれの日本語
発行:KADOKAWA
文庫判
256ページ
定価
880円+税
- 初版年月日
- 2019年6月25日
- 書店発売日
- 2019年6月14日
- 登録日
- 2019年5月22日
- 最終更新日
- 2024年4月6日
書評掲載情報
2019-06-22 |
朝日新聞
朝刊 評者: 堀部篤史(書店「誠光社」店主) |
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紹介
私たちの日本語には、150年前には誰も知らなかった明治の新語、流行語があふれている。文明開化が生んだ「東京」「時間」「世紀」、家族像を更新した「恋愛」「家庭」「新婚旅行」、そして「個人」「常識」「科学」といった近代の基本概念──。身分制の崩壊、人の移動、学校制度の確立など、かつてない社会の変動が引き金となって、言葉は大きく変わった。意外に新しい言葉たちの誕生の秘密に、国語辞典の編纂で知られる第一人者が迫る。
目次
はじめに──百年前の日本語事情
第1章 文明開化が生んだ日本語
東京
電報
年賀状
駅
時間
世紀
第2章 新しい家族をつくった日本語
彼女
印象
恋愛
新婚旅行
家庭
衛生
冒険
第3章 庶民の造語、知識人の造語
ちゃう
ぽち
より
個人
権利
常識
科学
哲学
あとがき
引用辞書・参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。