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ステップファミリー 子どもから見た離婚・再婚 野沢 慎司(著/文) - KADOKAWA
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ステップファミリー 子どもから見た離婚・再婚 (ステップファミリー コドモカラミタリコン・サイコン)

新書
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新書判
224ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-04-082367-6   COPY
ISBN 13
9784040823676   COPY
ISBN 10h
4-04-082367-2   COPY
ISBN 10
4040823672   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0236  
0:一般 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年1月10日
書店発売日
登録日
2020年11月25日
最終更新日
2020年12月15日
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書評掲載情報

2021-03-06 毎日新聞  朝刊
評者: 岩間陽子(国際政治学者)
2021-02-20 朝日新聞  朝刊
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紹介

それは、「正しい親」幻想が原因だった!
第一線の家族社会学者による、「家族観」を一新する衝撃報告!

「親になろうとしてごめんなさい」。ある幼女虐待死事件の裁判
で、継父の被告が発した言葉はすべてを象徴していた。“ステッ
プファミリー= 再婚者の子がいる家族” では、継親の善意が子
どもを追いつめやすい。「親代わり、良い親にならなければいけ
ない」。日本の伝統といえる家族観が親も子も不幸にしている。
現実を受け止めた先に見える、親子が幸福に生きる“家族の形”。

●継父を「パパ」と呼ばせても、
子どもは何年たっても、新しい父とは思わない。
● 実母が子どもに失望される瞬間は、
継父との「親子」喧嘩にあった。
● 2組の親子の生活空間を分け、
みんなが安心できる再婚家族づくりに成功。

社会が子どものセーフティーネットを創り直し、
多様な家族が“子ども中心”に幸せな暮らしを築くための、最良の処方箋!

目次

第一章 家族の悲劇をどう読むか――虐待事件の背景にある離婚・再婚
第二章 離婚・再婚の変化と「ふつうの家族」
第三章 「ふたり親家庭」を再建する罠 
第四章 世帯を超えるネットワーク家族へ
第五章 ステップファミリーの未来へ――どのような支援と制度が必要か

著者プロフィール

野沢 慎司  (ノザワ シンジ)  (著/文

1959年生まれ、茨城県水戸市出身。1989年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。社会学修士。専門は家族社会学、社会的ネットワーク論。明治学院大学社会学部教授。2001年より菊地真理らと協働して日本のステップファミリー研究を牽引。その間、フロリダ州立大学・オークランド大学で客員研究員。支援団体SAJと協力して一連の国際会議を開催する。単著に『ネットワーク論に何ができるか―「家族・コミュニティ問題」を解く』、共著に『ステップファミリーのきほんをまなぶ―離婚・再婚と子どもたち』などがある。

菊地 真理  (キクチ マリ)  (著/文

1978年生まれ、栃木県宇都宮市出身。2009年、奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は家族社会学、家族関係学。大阪産業大学経済学部准教授。2001年よりステップファミリー研究および当事者支援団体SAJでの活動を始める。共著に『ステップファミリーのきほんをまなぶ―離婚・再婚と子どもたち』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。