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韓国「反日主義」の起源 松本 厚治(著/文) - 草思社
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韓国「反日主義」の起源 (カンコクハンニチシュギノキゲン)

歴史・地理
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発行:草思社
四六判
672ページ
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-7942-2387-6   COPY
ISBN 13
9784794223876   COPY
ISBN 10h
4-7942-2387-0   COPY
ISBN 10
4794223870   COPY
出版者記号
7942   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月4日
書店発売日
登録日
2019年1月22日
最終更新日
2019年2月20日
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書評掲載情報

2019-08-18 産經新聞  朝刊
評者: 麻生渡(前福岡県知事)
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紹介

韓国はなぜ「偽りの歴史」を必要とするのか?
日韓関係史の通念を覆す日本人、必読の書!

韓国は日本統治下で誕生した。
日清戦争により小中華の過去と訣別し、日本とともに近代化の歩を進め、
日本を範型として民族の枠組みがつくられ、日本の制度文物が国の新たな伝統となった。
日本の敗戦ですべての価値が顚倒し、戦後に降臨した世界を前に断絶と継続の相克を抱え込むことになったとき、
この国が取り得る道は日本を全否定する以外になかった。

膨大な資料をもとに「反日」の起源とその構造を明らかにし、それがやがて「反日主義」という
強固な国家イデオロギーへと発展していくさまを圧巻の筆で描き出す。
多年にわたる考察を集大成した、まさに日韓関係史の画期をなす一冊。
実相とかけ離れた歴史問題が繰り返し提起される所以を、これ以上ない明快さで示す!


<目次より>
第一章 反日する親日派の国
第二章 本当に反日したのか
第三章 日本の支配の特質 
第四章 文明の断絶
第五章 日本をかたどった国 
第六章「侵略」と「建国」の混淆
第七章 反日イデオロギーの成立

目次

  反日する親日派の国                         

   1 指導者の過去  
   2 親日派による国づくり  
   3 栄進する親日派  
   4 棚上げされた矛盾  
   5 国民は親日派を支持した  
   6 親日派が憎まれなかった理由  
   7 避けがたい結論  

 第二章  本当に抗日したのか                         

   1 抵抗は微弱だった  
   2 名ばかりの独立運動  
   3 親日の歴史  
   4 日本への統合  
   5 各国の認識  
   6 国旗と国歌の来歴  
   7 文化は親日的だった  
   8 回想の「良き日本」  
   9 満洲進出の夢  
   10 聖戦への参加  
   11 「強制」へのすり替え  
   12 終戦後におきたこと  

 第三章  日本の統治の特質                          

   1 法と言論の環境  
   2 温和な統治  
   3 土地略奪論の虚構  
   4 併合は革命だった──経済と社会  
   5 併合は革命だった──教育と文化  
   6 韓国(朝鮮)学の開拓  
   7 日本の遺産の継承  
   8 第三者の視線  
   9 「歴史信仰」  
   10 歴史の正統とは何か  

 第四章  文明の断絶                             

   1 大伝統の断絶  
   2 この国の国文学とは何か  
   3 小中華としての朝鮮  
   4 従属の深化  
   5 過去との訣別  
   6 韓国は近代に誕生した  

 第五章  日本をかたどった国                         

   1 日本に酷似する国  
   2 古代の復活ではない  
   3 モデルとしての日本  
   4 かたどりの意味  
   5 何を写しとったのか
     ──国の形、国祖信仰、郷歌、花郎道、跆拳道その他の武道、国技と国粋  
   6 何を写しとったのか──言語と文学  
   7 日本の伝統への帰属  
   8 なぜ記録がないのか  
   9 韓国は日本で誕生した  
   10 「韓国起源説」について  

 第六章  「侵略」と「建国」の交錯                      

   1 中国からの解放  
   2 「邦土」朝鮮  
   3 韓民族の誕生と日本の役割  
   4 「侵略」は「国生み」だった  
   5 日本語教育について  
   6 一号作戦のもたらしたもの  
   7 なぜ韓国が存在するのか  

 第七章  反日主義の成立                       

   1 突然の光復  
   2 隠された顚倒  
   3 相克をかかえ込む国家  
   4 「邪悪の日本」  
   5 国家イデオロギーへの発展  
   6 「国体」としての反日 
   7 反日教育について
   8 なぜ親日派の追及が始まったのか    
   9 理性の反日と感情の親日  

著者プロフィール

松本 厚治  (マツモト コウジ)  (著/文

松本 厚治(まつもと・こうじ)
1944年生まれ、東京大学経済学部卒業。通商産業省入省。在大韓民国大使館参事官、在オーストラリア大使館参事官、埼玉大学大学院教授などを歴任。韓国関係の著作として『日韓経済摩擦』(東洋経済新報社)、『韓国経済の解剖』(共編著。文真堂)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。