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出版者情報
志向性
心の哲学
発行:誠信書房
縦200mm
400ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1997年10月
- 登録日
- 2018年9月17日
- 最終更新日
- 2018年9月17日
紹介
心の哲学者サールによる心と言語の関係を扱った関連研究『言語行為』『表現と意味』に続く第3作。言語のもつ表象能力は心の志向性に由来し、この志向性はそもそも心的状態そのものに内在しているとの立場から、「意味」の問題の研究を通じて志向性概念を論じ、最後は「心身問題」にまで論究する。この志向性の概念が、はたして人間による「理解」と機械による「理解」との決定的違いになりうるか否か、心の哲学とAI(人工知能)論とが脱構築を試みるための試金石ともいえる書である。
目次
第1章 志向的状態の本性
第2章 知覚の志向性
第3章 意図と行為
第4章 志向的因果
第5章 バックグラウンド
第6章 意味
第7章 志向的状態および言語行為に関する報告の内包性
第8章 意味は頭のなかにあるのか
第9章 固有名と志向性
第10章 エピローグ 志向性と脳
上記内容は本書刊行時のものです。