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出版者情報
戦艦大和の遺産
巻次:上
発行:講談社
縦160mm
460ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年11月
- 登録日
- 2016年1月16日
- 最終更新日
- 2016年1月16日
紹介
敗戦による混乱と貧困から抜け出せないでいた昭和20年代前半、GHQに占領された呉海軍工廠は荒廃し、技師たちは無気力な日々を送っていた。そんな中、造船界の異端児・真藤恒は、「海運王」ラドウィックと手を組み、当時としては画期的な手法で数々の船舶を建造し、戦後復興の先駆けとなった。船体は海底に沈もうとも、失われなかった「大和」の技術遺産。戦後、日本の造船業は、いかにその荒廃を生き抜き、のし上がっていったのか。その軌跡のすべてを追う。
目次
序章 「ドクター合理化」の型破り
第1章 呉海軍工廠の敗戦
第2章 現場重視、即断即決
第3章 日本海軍の葬式
第4章 「戦犯工場」の命運
第5章 海運王ラドウィックの呉進出
第6章 革新的建造法への挑戦
上記内容は本書刊行時のものです。