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漢詩の作詩技法と鑑賞 東山 拓志(著) - 萌動社
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漢詩の作詩技法と鑑賞

発行:萌動社
A5判
240ページ
並製
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-9902396-3-3
Cコード
C0098
一般 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2006年12月
書店発売日
登録日
2015年8月22日
最終更新日
2015年8月22日
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目次

第1章 漢詩概説

1.『詩経』から魏晋南北朝の詩まで
I 『詩経』と『楚辞』 / II 漢・魏・六朝の詩 / III 詩論の構築

2.唐代の詩
I 初唐 / II 盛唐 / III 中唐 / IV 晩唐

3.宋代の詩
I 北宋と南宋の詩 / II 晩唐・五代と宋代の詞

4.元・明・清代の詩
I 金・元・明詩 / II 清詩の三大流派 / III 詩界革命

5.日本の漢詩
I 王朝・五山時代の漢詩 / II 江戸時代の漢詩 / III 明治以降の漢詩

第2章 近体詩――絶句と律詩

1.押韻と平仄
I 漢詩の押韻 / II 四声と韻書 / III 現代中国語音と「中華新韻」 / IV 律句平仄式の基本型 / V 平仄の口訣とその問題点

2.絶句・律詩の平仄式
I 主要規則 / II 五言絶句 / III 七言絶句 / IV 五言律詩 / V 七言律詩

3.対句
I 近体詩の対句 / II 対句の基本類型 / III 絶句にも対句 / IV 前・後三対格の律詩 / V 全対格の絶句・律詩 / VI 律詩の偸春格 / VII 対句のない律詩

4.起承転結
I 起承転結という作法 / II 絶句・律詩の起承転結 / III 起承転結をめぐる賛否両論

5.「同字の禁」のナゾを解く
I 「同字の禁」のナゾ / II 詩の展開に必要な同字 / III レトリックとしての同字 / IV 「同字の禁」の指す同字

6.拗句救拯のための「救拗」
I 救拗 / II 拗句の救拯 / III 救拗のパターン / IV 拗体と失粘 / V 拗体律詩

第3章 古体詩と詞

1.古体詩の種類
I 四言・五言・七言・雑言 / II 楽府・歌行・古絶 / III 柏梁体と聯句

2.古体詩と近体詩との違い
I 平仄と押韻と対句 / II 判定の基準

3.詞の形式
I 詞と詞牌 / II 詞の平仄と押韻と対句

第4章 作詩・鑑賞関連の諸問題

1.同一文字連用のレトリック
I 白居易の詩から見た同字連用のレトリック / II 「銜字対」と「掉字対」の応用 / III 畳語と連珠対 / IV 同一語句の反復――相対 / V 同一語句の反復――接続

2.種々の救拗
I 句中救拯 / II 聯中救拯 / III 一石二鳥の救拯 / IV 救拗の基本原理 / V 複合救拯 / VI 孤平・平三連と孤仄・仄三連 / VII 七言第1字の平仄

3.借韻と通韻
I 借韻と通韻の違い / II 近体詩の借韻 / III 近体詩の通韻 / IV 寛韻と窄韻

4.出韻と両韻
I 出韻の問題 / II 「中華新韻」と出韻 / III 両韻の問題

5.唱和――和詩と和韻
I 和詩と和韻 / II 頼山陽と梁川星巖の次韻詩 / III 森鴎外の次韻詩

6.漢詩のリズム
I リズムと意味構造とのズレ / II 五言の場合 / III 七言の場合

7.声韻のズレ
I 実際の語音とのズレ / II 漢詩の「異読」

8.借対
I 借音対 / II 借義対 / III 夏目漱石の借対

9.対句のあれこれ
I 実字と虚字 / II 同類対と異類対 / III 合掌対と同体対 / IV 当句対の応用 / V 双声対と畳韻対 / VI 隔句対と交股対

10.省略と倒置
I 語句の省略 / II 倒置のパターン / III 複雑な倒置

11.詩句の構造
I 詩句と複文 / II 1句の複文 / III 流水対 / IV 2句から成る複文 / V 2句から成る単文

12.詩語の活用
I 詩語の活用と翻案 / II 換骨奪胎と「点鉄成金」 / III 詩語の活用(杜甫の場合) / IV 詩語の活用(蘇軾の「青山一髪」) / V 詩語の活用(良寛の場合) / VI 詩句の借用と集句詩

13.漢詩の用典
I 漢詩と用典 / II 用典の得失 / III 用典の成敗 / IV 隠し典故 / V 典故の翻訳

14.苦吟と改詩
I 苦吟 / II 推敲と錦嚢詩と「閉門覓句」 / III 改詩 / IV 改詩の実例(張継と王安石) / V 改詩の実例(頼山陽と夏目漱石) / VI 詩眼と一字の師

15.漢詩の詩題
I 漢詩特有の詩題 / II 寄・贈と酬・答と和・示 / III 題と書と戯 / IV 憶・思・懐・念と哭・悼と感・遣 / V 送・別・逢と宿・泊・過・登・望・遊と尋・訪 / VI 賦得と分題・探題と分韻 / VII 口号・口占と偶作・偶成と即事 / VIII 「無題」の詩 / IX 詩句の一部または全部を詩題に

第5章 漢詩の鑑賞

1.五言絶句
I 李白の「秋浦の歌」 / II 王維の「鹿柴」

2.七言絶句
I 王安石の「夜直」 / II 蘇軾の「湖上に飲し、初め晴れ後に雨ふる」

3.五言律詩
I 白居易の「古原の草」 / II 李商隠の「涼思」

4.七言律詩
I 杜甫の「登高」 / II 杜牧の「宣州開元寺水閣に題す」

第6章 漢詩の作詩プロセス

1.作詩の準備
I 初心者向きの詩体 / II 詩語の蓄積 / III 声韻の把握

2.作詩の実際
I 作詩の第一歩 / II 詩句の組み立て / III 造語は禁物 / IV 題のつけ方

3.作詩後の確認と点検
I 平仄と押韻の確認 / II 全般的な点検

附録

附録I
1.絶句・律詩の平仄式 / 2.救拗

附録II
1.簡易韻字表 / 2.韻目表(平水韻)

附録III
看雲樓詩鈔 バージョンI / バージョンII / バージョンIII

あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。