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桃色ゲリラ
PEACE&ARTの革命
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2006年3月
- 書店発売日
- 2006年3月11日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
イラク反戦運動と共に衝撃的に登場した反戦アート集団・桃色ゲリラ。その代表・増山麗奈の軌跡をとおして、現代の青年たちの生と性を描く。また、いま混迷する時代のなかで戦争とエロス、そしてアートとは?
目次
プロローグ 9
世界が割れた9・11事件 10
チンドン屋とのにゃんごん出産 14
賛否両論の桃色ゲリラ 18
戦争は止められなかった! 23
米大使館前での「PEACE ART425」 27
芸術仲間からの無視 31
第1章 増山麗奈の生と性 33
2代目ガキ大将の時代 34
いじめられっ子と拒食症と 38
戒厳令下のチベットで観たもの 40
チアリーダーと恋愛と 45
画家になろうと思ったヒマラヤ登山 48
芸大入学・両親からの自立 53
銀座でホステス 58
天安門10周年記念パフォーマンス 61
現代の敵はどこに 64
第2章 生と死そしてアートへの彷徨 69
人生最大の失恋 70
新潟の海で自殺未遂 73
秩父で山ごもり 77
死の匂いのする男 80
『豊穣の海』に救われた夜 84
中西夏之氏との奇妙な出会い 87
死の誘惑 90
暴力とセックス 92
右手の動かない父 99
ホステスから似顔絵屋へ 103
初個展「龍求む!」 106
芸大自画像買い取り事件 107
坂口教授との和解 111
第3章 桃色ゲリラの検証 115
桃色ゲリラ再考 116
前期、中期、後期 118
チンドン的な下町感 121
桃色ゲリラがエロい理由 125
消費されゆく女の子の性 127
乙女心を守るために 130
3Sとインリン・オブ・ジョイトイ 134
自己責任論と硬直する世論 136
第4章 戦場イラクでのアート 143
イラクに行ってみたら? 144
JVCで情報収集 146
ゴールデン街naguneで展覧会 149
戦場のイラクへ 154
近代都市バグダッド 161
亡くなった橋田さんとの短い出会い 164
イラク人画家、ハニ・デラ・アリ 168
第5章 女の闘い、母の闘い 177
女性として 178
不倫と離婚と府中ビエンナーレ 181
拷問トークショー 183
子供の親権争い 186
「猫の家」奮闘生活 190
男には頼れない 194
第6章 アートライターとして 199
文章という表現手段 200
既存の画壇に抗して 202
日本の現代アートは力が足りない 204
エンターテイメントVSアート 206
レニ・リーフェンシュタールの「美の祭典」 210
ゲルハルト・リヒター 212
日本の現代アートって結構やばい! 214
東京都=行政とアートという存在 217
行政からの展示の制約 219
第7章 現代の絶望との対話 223
画伯暴行未遂事件 224
桃ゲリ隊員の元カレ 227
現代の絶望くん 231
セキュリティ強化 234
陽子の自殺未遂 237
第8章 イラク画家・ハニさんとの再会 241
ハニ・デラ・アリの来日 242
HOME TOWN 243
故郷が崩壊 246
「ハニVS麗奈」完敗なり! 250
大先輩からの一言 254
あとがき 256
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。