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李登輝・その虚像と実像
原書: 愛憎李登輝
発行:草風館
四六判
256ページ
並製
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2002年4月
- 書店発売日
- 2002年4月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
側近が語る素顔の李登輝
戴國■(火軍)(台湾客家出身。歴史家)と王作栄(湖北省漢川出身。経済テクノクラート)の両人は、異なる境遇、異なる人生を歩んだが、不当なことを憎む点で一致する。彼らは縁あって交わったが、李登輝こそがその交点である。これは運命か、それとも偶然か。もともと李登輝と肝胆相照らす友人二人が、最後にはともに永遠の訣別を遂げたのは、一体なにゆえか。本書は、李登輝神話を打破し、公平な歴史的評価を試みる。李登輝讃歌ばかりの日本で、李登輝の正体が初めて検証された。
目次
序 文 王作栄
第一章 対談縁起
第二章 初めて知り合ったころ
第三章 密使が両岸に接触する
第四章 ビッグパワーを手にした李登輝
第五章 新政権を望んで
第六章 知識人の選択
後 記 夏珍
追悼・戴国 ――解説に代えて 矢吹晋
付 録 人物略伝/李登輝関連年表/中華民国政治機構図
跋 林彩美
前書きなど
ここまで李登輝にコミットすることがなければ、そこまで必死に神話の破壊に取り組む必要はなく、安楽椅子に座する歴史家として生涯を終える道もあり得たはずだ。ただ、戴国■(火軍)は敢えて虎口にとびこみ、権力という虎と果敢に闘った。藍博洲が「気死了」と叫び、私が「憤死」と応じたのは、この意味である。しかし戴国 ■(火軍)よ、李登輝の影響力は日々衰え、流れは静かに変わりつつある。安らかに眠れ。(矢吹晋・解説より)
上記内容は本書刊行時のものです。