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吉備の国 岡山ゆかりの女性たち 谷淵 陽一(著) - 平和納庫
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吉備の国 岡山ゆかりの女性たち

発行:平和納庫
190ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-86069-044-1
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2003年6月
書店発売日
登録日
2015年8月22日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

稚姫、阿曽媛、和気広虫、豪姫から木原光知子、有森裕子ど、古代から戦国、江戸時代、さらには現代まで、岡山にまつわる女性200人を紹介。現代女性は政治、社会福祉事、教育、マスコミ、芸能・スポーツなどの分野別 に紹介しています。

目次

第一章 古代・奈良・平安時代の女性 
阿曽媛 13  宗像三女神 15  神功皇后 16  稲目大郎女 19  稲目若郎女 19 
大吉備津比売 19  吉備穴門武媛命 19  兄 媛 19  黒日売 22  稚 媛 24 
蚊屋采女 26  大伯皇女 26  皆足姫 27  和気広虫 28  高野氏 30 
吉備真備の祖母 30  吉備朝臣由利 32  小野小町 33  玉藻の前 34 
藤戸漁師の母 36  三穂太郎の母 38

第二章 鎌倉・室町・戦国時代の女性 
日野富子 41  たまがき 46  玉尾の方 46  梢の前 (鶴姫) 48 
後藤勝基の妻 50  お民の方 52  富田知信の妻 53  円融院お福 54  
豪姫 62

第三章 江戸時代の女性 
良正院富子 67  円盛院勝子 70  福照院鶴子 71  池田鑑子 72  春日局 72 
お琴の方 73  天球院尼 75  笹屋はる 75  八百屋お七 76  松樹院熊 77 
千馬三郎兵衛の妻 78  小野阿通 79  きた女 79  三宅お勝 80 
オランダおいね 81  島田那加・島田浅野 83  金光とせ 85  姫井けいこ 85 
藤井小春 85  松原三穂子 86  森知乗尼 87

第四章 現代の女性 

《追記》万世一系の天皇における女帝の系譜 
推古天皇 175  皇極・斎明天皇 176  持統天皇 177  元明天皇 178
元正天皇 178  孝謙・称徳天皇 179  明正天皇 179  後桜町天皇 180

索引 181
『岡山ゆかりの女性たち』 関係地図 18

前書きなど

 はじめに

 岡山の女性史をひもといてみると、 まだ日本国の形態ができつつあった倭の時代から始まる。
 吉備国では大和に匹敵する温羅の王国がありそれを支えた 「阿曽媛」 がいた。 その後、 大和政権の仲哀天皇・神功皇后が牛窓に寄港したり、 神功皇后の皇子の応神天皇と兄媛、 仁徳天皇と黒日売、 雄略天皇と稚媛が善きにつけ悪しきにつけ吉備国と大和政権との繋がりができて岡山女性史の夜明けは 「吉備の三媛」 によるものと考えられる。
 奈良時代に入っても吉備の女性たちが中央政府内で活躍していたことが、 木簡などで窺い識ることができる。
 また、 和気清麻呂の姉 「和気広虫」 は孝謙女帝の信任厚く、 その後の平安遷都という大事業を成し遂げた桓武天皇と、 それを補佐した和気清麻呂との関係について、 桓武天皇の母 「高野新笠」 と和気清麻呂夫人とが姉と妹であったことが、 中央政府内での清麻呂の働きを助けた。
 鎌倉時代には、 新見の庄の 「たまがき」 が民間女性として浮かび上がる。
 室町時代には、 応仁の乱のきっかけとなった足利義政の妻 「日野富子」 も岡山に関係があったようだ。
 戦国時代には備前の宇喜多直家と 「お福の方」、 戦いの中で死んでいった戦国城主夫人たち。
 豊臣秀吉の養女で、 前田利家とお松の方の三女・宇喜多秀家夫人 「豪姫」。
 江戸時代には、 徳川家康の娘で池田輝政の後妻・小田原後家 「富子」、 徳川家光の乳母 「お福・春日局」、 池田光政の妻・徳川家康の孫娘千姫の娘本多勝子。
 *岡山においては、 「二人のお福 (宇喜多秀家の母・徳川家光の乳母)」 と 「二人の富子  (足利義政の妻・池田忠継の母)」 が有名。
 *古代、 天皇妃として吉備の三媛などがあったが、 昭和の御世に天皇家から厚子内親王が  元岡山藩主池田章政氏の孫・池田隆政氏に降嫁された。
 明治時代から現在まで、 政界から芸能界まで広範囲に岡山出身の女性が活躍中であるが、 小誌では、 吉備国・岡山ゆかりの女性たち二百人に登場して頂いた。
 最後に追記として、 「我が国の女帝について」 を記述した。

著者プロフィール

谷淵 陽一  (タニブチ ヨウイチ)  (

谷淵 陽一
昭和6年岡山市御成町に生まれる
著書に「岡山戦国合戦史」「岡山古代史の謎と渡来人」「岡山の殿様群像」「岡山市の地名由来」がある。

上記内容は本書刊行時のものです。