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月経と犯罪 : 女性犯罪論の真偽を問う
発行:批評社
縦200mm
165ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2006年3月
- 登録日
- 2015年12月13日
- 最終更新日
- 2015年12月13日
紹介
1974年に起きた甲山事件-警察は、事件関係者の女性全員に月経日を申告させ、無実の女性を逮捕する根拠とした。それから30年。今も犯罪学のテキストには、月経と殺人、放火、万引きとのかかわりが説かれている。月経は本当に犯罪の引き金となるのだろうか?神近市子によるアナーキスト大杉栄刺傷事件、女優松井須磨子の自殺など大正時代の事例から、ロンブローゾ以来の"女性犯罪論"、最新の"医学的根拠"までを徹底検証し、"犯罪における月経要因説"の信憑性に迫る。
目次
第1章 犯罪における月経要因説と"新しい女"たち
第2章 女性犯罪論の起源
第3章 猟奇犯罪の時代
第4章 生理休暇と精神鑑定
第5章 月経要因説の精神医学的解釈
第6章 月経要因説の心理学的解釈
第7章 K.ダルトンの"犯罪におけるPMS要因説"
上記内容は本書刊行時のものです。