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「オカマ」は差別か
『週刊金曜日』の「差別表現」事件
A5判
176ページ
並製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 絶版
- 初版年月日
- 2002年2月
- 書店発売日
- 2002年2月28日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2023年8月18日
紹介
『週刊金曜日』に掲載された、東郷健のルポ「伝説のオカマ」のタイトルが差別かどうかをめぐって起こった論争。差別の判定を当事者に限ることに初めて当事者が異論を展開した。
目次
●発行にあたって…………002
●アンケート・メディアが「オカマ」を使うのは許せる?…………008
●「伝説のオカマ 愛欲と反逆に燃えたぎる」の経過…………010
●『週刊金曜日』の「伝説のオカマ」問題 記事一覧…………012
第1章●問題とされた原稿
伝説のオカマ 愛欲と反逆に燃えたぎる…………018
文・及川健二 写真・内田豊治
第2章●二〇〇一年九月三〇日……シンポジウムの記録
シンポジウム・「伝説のオカマ」は差別か…………034
伏見憲明+及川健二+野口勝三+松沢呉一+黒川宣之+山中登志子
●シンポジウムの感想…………107
下村健一/春日亮二/浩史/田亀源五郎/taka
第3章●「伝説のオカマ」をめぐる意見
●「伝説のオカマ」をめぐる意見
誰が誰を恥じるのか 平野広朗…………114
私が伝えたかったこと 及川健二…………118
当事者としての言葉とメディアの権力性 志田陽子…………121
●『週刊金曜日』編集者のいくつかの意見
文脈の問題であり中身の問題 本多勝一…………125
「オカマ」表現とわたしの?離婚?理由 山中登志子…………127
●ボツになった投書
謝罪する必要はない 伏見憲明…………145
「オカマ」の語をどう受けとめるか 宮崎留美子…………146
付録……すこたん企画・『週刊金曜日』の記事転載ができなかった事情
●ウェブ編集日誌…………148
●執筆者プロフィール…………172
上記内容は本書刊行時のものです。