書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
白い街へ
リスボン、路の果てるところ
原書: à cidade branca
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2002年2月
- 書店発売日
- 2002年3月10日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2019年7月26日
紹介
ペソア、タブッキ、ヴェンダース、ベンヤミンなど数多くのアーティストを惹きつけ、クリエイティヴィティを刺激し続ける白い街、リスボン。エレクトリコ(市電)のブレーキ音、オレンジのナトリウムランプ、サンタ・ジュスタのエレヴェータ、アルファマの細い路地、そして1杯のジンジーニャ……。異分野の表現者とリスボンを重ね合わせ、同時代のポルトガルをみつめる文化紀行。写真多数。
*本書に登場するリスボンに魅せられたアーティストたち*
フェルナンド・ペソア[ポルトガルを代表する詩人]
アラン・タネール[スイス人監督]
アントニオ・タブッキ[イタリア人作家]
カエターノ・ヴェローゾ[ブラジル人ミュージシャン]
ルイス・ロウロ[ポルトガルのコミック作家]
イリヤ・カバコフ[ウクライナ生まれのアーティスト]
ヴィム・ヴェンダース
マドレデウス
アルヴァロ・シザ[ポルトガル人建築家]
ヴァルター・ベンヤミンほか
目次
1 影たちの気配のなかで
……フェルナンド・ペソアとその異名たち
2 寄る辺なさへ
……アラン・タネール、あるいはポールという空白
3 誰のものでもない白い街
……アントニオ・タブッキの不安、あるいは異名という引力圏
4 コラソン・ヴァガボンド
……カエターノ・ヴェローゾ、漂白する心
5 屋根の上の自転車乗り
……ルイス・ロウロ、リスボンの神経質と破天荒
6 キッチンの喧噪
……イリヤ・カバコフのポリフォニーとディアスポラ
7 暗い光、明るい影
……ヴェンダース、マドレデウス、そして……
8 頭のない十字架
……アルヴァロ・シザ・ヴィエイラという人間主義
9 路の果てるところ……
……ヴァルター・ベンヤミンのリスボン
10 岐路につけないもののために……
……あるいは、世界のどうしようもない寄る辺なさのために
版元から一言
(社)日本図書館協会 選定図書
上記内容は本書刊行時のものです。