ブックカフェってどうなの
先日、久しぶりに伺った書店が大幅リニューアル。人文・社会などの専門書棚が大幅に減り、カフェコーナーが作られていました。
カフェ併設書店が大きく取り上げられたのは2003年頃、三省堂書店東京大丸店(閉店)、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIだったと記憶しています。購入前の本をカフェスペースに持ち込むことが出来るということでテレビにも取り上げられ話題になりました。 (さらに…)

先日、久しぶりに伺った書店が大幅リニューアル。人文・社会などの専門書棚が大幅に減り、カフェコーナーが作られていました。
カフェ併設書店が大きく取り上げられたのは2003年頃、三省堂書店東京大丸店(閉店)、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIだったと記憶しています。購入前の本をカフェスペースに持ち込むことが出来るということでテレビにも取り上げられ話題になりました。 (さらに…)
4月28日に通達があったアマゾンのバックオーダー発注停止通告問題で、GW中も頭を抱えていた水曜社・佐藤です。
ちょうど版元日誌を書くことになりましたでこの問題の感想などを書いてみたいと思います。
簡単に言えば日販に在庫されていない商品についてアマゾンは今後e託以外で発注しないということに要約されるわけですが、水曜社書籍の日販Web倉庫在庫状況を再確認してみました。
日販三芳倉庫の4/21付在庫によると水曜社の登録書籍点数は296点。在庫ゼロは74点。
そのうちステータス32もしくは33は合計38点。
ステータス21=在庫僅少は6点。
ステータス11=在庫有にも関わらず在庫されていない商品は30点、その内13点は過去12ヶ月の稼働数が5冊以下。
更に過去12ヶ月の稼働数6冊以上の商品のうち毎月1回の補充リストに入っていたものが5点。
したがってステータス11にも関わらず補充されなかった商品は12点となります。
弊社は日販と大阪屋栗田にWeb用在庫があるので何とかなるかなと思っていたのですが、今回の件でアマゾンの商品ページを詳細に調べてみると、すでに新品カートが無い商品を何点か確認。すでにおおごとになっているかもしれません…。
問題の解決方法としては二つ。
一つ目は取次に全ての商品を在庫してもらう。でも毎年約20冊刊行としても、新たに32もしくは33になるのは年平均1点以下。増え続ける書籍点数を考えても現実的ではないでしょう。
二つ目はアマゾンe託と契約する。取次と同条件なら問題はありませんが正味が大幅に下がってしまうこと、将来の取引条件改悪の危険性を考えると二の足を踏んでしまいます。 (さらに…)