彩流社新刊『ろんだいえんー21世紀落語論』ご案内
入社間もない一色です。社内的なことはもちろん営業や流通も含めて日夜、勉強の日々です。その点、会社に毎日たくさん送られてくるメールを読んでいるととても刺激になります(会友でないかたに念のため説明すると、版元ドットコムに入るとメーリングリストに登録され、そこではメンバー間で様々な情報が交わされているのです)。がんばって目を通し、咀嚼しながら、同時に職業として本に関わっている人の多様さに驚かされています。版元ドットコムのこの幅広さは大きなメリットではないでしょうか。生意気いってますが。少なくとも僕自身それぞれ違った視点からの議論にビシビシ刺激を受けています。
さてここまでがマクラです。…と、何を言っているかといえば、落語では本題に入る前の前口上を「マクラ」といいます。「するって〜と、ここからが本題って訳かい」なんて声が聴こえてきそうですが、その通りです。新人君は考えました。「まだ右も左も判らないのに、版元日誌という大役を引き受けてしまった。偉そうなことはとても言えない。上司につっこまれる…。どうしよう…。よし、新刊を紹介しよう!」と。あまりに安直ですが。 (さらに…)