Author Archives: 西日本出版社 内山 正之
知らないうちに20周年。初めてのベストセラーの兆し。
今年4月10日で、創業20年になります。
販売する本一本で、ここまでやってきました。
160点ほど作って、出荷ベースで160万部。 (さらに…)

関西目線 2019神保町ブックフェスティバルレポート
10月26日(土)27日(日)の両日、版元ドットコムの一員として、神保町ブックフェスティバルに参加しました。 (さらに…)
「走った距離は35万キロ」
もうすぐ18期が終わります。
大阪は摂津の友人の出版倉庫の片隅で、家賃タダ、社員1名で立ち上げたのが2002年。
計算が合わないのは、決算というものを早く経験してみたくって、第一期を4月創業7月決算にしたから、当時はひとり出版社という言葉もなく、細々とした船出でした、すいません二人ですけどね。 (さらに…)

夢は世界へ、なんか少し扉が開いたような気がする
来年の4月を迎えると、創業17年目に入ります。
西日本出版社のテーマは「西日本のことを西日本の人間の手で、西日本から全国に発信すること」基本これでやってきました。
著者は、概ね飲む中で出会った人たち、僕が人に嵌ったらそこからが本作りのスタート、すごい人たちがほんといらっしゃるんですよね。
ある種順風満帆にきていたのですが、あれっと思ったのは、忘れもしない一昨年の、あれいつやったかな・・・、忘れとるがな!! (さらに…)

「とにかく、本を売らなくちゃ」
おまえがうけてんじゃねえ、おれがうけてんだ!!「つかこうへい正伝」を読んだ。
著者は、長谷川康夫。
つかさんから「いいやつなんだけどなあ、背負えねんだよなあ、芝居を」というようなことを言われていた役者だ、そして、今は脚本家であり舞台制作者。
はまりましたよ、1979年立命館大学に入った春、サンケイホールで観た「いつも心に太陽を」。
和歌山国体水泳競技にエントリーしたスター風間杜夫、彼を愛しながらも、言葉には出せず、そっとよりそうしかないコーチに平田満。轟くスタートの銃声、他校の選手たちはいっせいにスタートすると、愛する風間のコースにかけつけんと、我先にかけつけんと殺到し、最後は一列になって風間の尻を見ながら泳ぐあのシーン、風間は風間で、後に続くみんなの思いにこたえんと、華麗なクロールの合間に、尻をぴょこんと跳ね上げる動作を入れる。
その所作でタイムが何秒遅れると思ってんだ!!平田は叫ぶ。
愛だよなあ、愛。 (さらに…)

今年も出版梓会の賞を逃しました
ああ、しんどかった
2014年7月31日第13期を終えました。
今期は、苦しかった、本当に本が売れませんでした。
第一弾、「大阪のスイーツ108」B5変型判150ページ、オールカラー、本体価格1200円、初版20000部。いい本なんですよ、書店さんや取次さんの評価も高かった。 (さらに…)
祝創業10周年、12年目に入ったけど。
2002年4月に創業しました、つまり、ついこないだまでが10周年イヤー。2人で始まった会社は、今も2人です。
2012年4月「瀬戸の島旅 小豆島 豊島 直島+22島の歩き方」、2012年5月「あみちゃんのお父さん」、2012年6月「マンガ遊訳日本を読もうわかる古事記」、「銀瓶人語vol3」、2012年8月「こんちわコンちゃんお昼ですよ!夢が我が家にやってきた」、2012年9月「くるり丹波篠山」、2013年1月「福祉施設発こんなにかわいい雑貨本」、2013年3月「瀬戸の島あるき 地図で旅する香川沖26島」、2013年3月「くるり三田北神戸+西宮北有馬温泉」、この一年で、合計159000部刷りました。その間に「ギスギスした人間関係をまーるくする心理学」も1000部重版、この間の返品率は30%ほど、毎週のように書店さんの店頭に立ってキャンペーンをし、サイン会をし、著者と一緒に取材にも各地に行きました、講演もした、もちろん営業にも全国へ、監修の先生と議論を重ねたこともね、かってここの場に「西日本出版社は旅系出版社である」と、僕が営業や取材同行の旅をしている話を書き、「西日本出版社は出会い系出版社である」のタイトルで、飲み屋で著者と出会う話を書きましたが、この二つが、今、すごい早送りで回っています。 (さらに…)
手売りの時代
今年は、厳しいです。
書店さんをまわっていても、活気がない。3.11の震災、原発、春が過ぎ、夏を超えて、秋になっても、階段を一歩一歩降りるように、本が売れなくなっています。
もちろん、本だけがそうなのではなく、生きていくのに必要なもの以外は、同じ状況なのでしょう。
さて、そんな中、僕が何をやっていたかというと、休みの日を中心とした手売りですね。
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