書籍の未来に幸あれ!
私自身が急遽編集者として出版事業にかかわることになったのは2013年、社内の出版事業整理のためだった。
手探りで始めたこともあり、様々な出版社の方にヒアリングの時間を頂いた。聞けば聞くほど、出版業界は特殊な業界だった。出版社と取次ぎの関係、取次ぎと書店の関係、書店と出版社と倉庫の関係など、特にキャッシュフローはややこしく複雑である。我が社の本業である翻訳業界と比べて、明治大正期の商売形態が出版業界には残っているようだった。 (さらに…)

私自身が急遽編集者として出版事業にかかわることになったのは2013年、社内の出版事業整理のためだった。
手探りで始めたこともあり、様々な出版社の方にヒアリングの時間を頂いた。聞けば聞くほど、出版業界は特殊な業界だった。出版社と取次ぎの関係、取次ぎと書店の関係、書店と出版社と倉庫の関係など、特にキャッシュフローはややこしく複雑である。我が社の本業である翻訳業界と比べて、明治大正期の商売形態が出版業界には残っているようだった。 (さらに…)
なんとなく最近はこの版元日誌でもランチ情報なんかが人気を集めている様子なので、真似をしてみたいと思います。
メディア総合研究所は駅でいうと北参道、千駄ヶ谷、代々木といったあたりにありますので、まあだいたいその界隈を中心にもうちょっと範囲を広く取って原宿や外苑前あたりまで含めたカレー屋さん情報をお送りします。軒数は少ないし実のところ有名店ばっかになっちゃいましたが、いずれ劣らぬ名店ばかりですので。
なお、写真は筆者がケータイで撮ったものばかりです(ヘンドリクスの写真が見つからず……)
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弊社でもよくデザインをお願いしているデザイナーの戸塚泰雄さん(『いるべき場所』、『小説家の饒舌』、『JAZZDOMMUNE』の本文のみ、など)は、もともとご自身で「nu」というミニコミを制作されるなど、自主制作活動も以前から行われているわけですが、その最新作が「10年メモ」というもの。
「10年日記」というのがよくありますが、あれと同じように見開き1ページごとに日付がふられ、左側には10年分のメモ欄が並びます。右側はフリースペースなので、はみ出すもよし。布張りの表紙に10年経っても飽きのこなそうなシックながらシンプルなデザイン。 (さらに…)
すでに版元ドットコムのサイトでもお知らせが掲載されておりますが、東京国際ブックフェアの版元ドットコムブースにて「版元ドットコム×リブロ版ゼロ年代の50冊+α in TIBF」というコーナーができることになりました。
リブロさんの店員さんたちが2000〜2009年の間に出版された本の中から選んだ50冊のうち、版元ドットコム会員社の本が4冊。そしてその中に弊社刊の菊地成孔・大谷能生『東京大学のアルバート・アイラー 東大ジャズ講義録・歴史編』が含まれています。初版は2005年。この年には紀伊國屋書店さんの店員さんによる年間ベスト企画「キノベス」にもランクインしていました。 (さらに…)
昨年秋に会員となり、はやくも一年が経ちました。東京国際ブックフェアへの出展をはじめ、日々の情報交換などさまざまな形で版元ドットコムにはお世話になっております。
弊社は夏ごろはやや沈黙気味だったのですが、ここへ来て年内はちょっとしたリリースラッシュを迎え、にわかにあわただしくなってきました。
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昨年より版元ドットコムに参加しております、メディア総合研究所と申します。
立原正秋、白洲次郎、白洲正子といった文芸書からスタートし、現在は音楽を中心としたカルチャー書籍を多く手がけています。
会社としてはITコンサルティングや実務翻訳、テレビ番組の制作など様々な事業を行っておりますが、そんな中で出版は2名で細々とやっています。とはいえ、小社が企業理念として掲げるているのは (さらに…)