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カッコよく、注文の取れるチラシの作り方の講習会に参加して

 小出版社の弊社にとって、書店さんにFAXするチラシはとても大切な営業活動のひとつです。とはいうものの、ベーシックな知識のないままチラシを作りはじめてウン年? 最近は、FAX注文の冊数も減少気味だ。不況だから、世間は本離れだから云々と言い訳を探すのは容易いことだけど、もう少しなんとかならないかと思っていた矢先に
「どうすれば、かっこよく、スマートなチラシになるのか?」
「特にFAXは、A4一枚のチラシが、受注のあるなしの別れ目にもなります。」
という絶妙のキャッチコピーでのお誘いメールが出版協から届いた。 (さらに…)

水という資源

資源の少ない日本だけど「水」は数少ない豊かな資源のひとつであり、地球温暖化が進むなかで、今後もっとも注目されることになる資源かもしれない。そして、「水」のなかでも近年注目を浴びているのが深海にから取水される「深層水」と呼ばれる水である。
978_4_87525_257_3.jpg978_4_87525_258_0.jpg先月弊社刊の『不思議な水の物語』(上)(下)まだ、まだ、未知の部分を秘めている海洋深層水の不思議を語った本。
深層水の不可思議さもあり、舞台は、近未来の沖縄という設定で物語は、すすんでいくが、その中で取りざたされるデータはすべて現実の実験結果に基づいたものなのだ。 (さらに…)

Deepな世界

 取次から送られてくる短冊を机の上に並べ、そのタイトルを目で辿り、本の間に短冊を滑り込ませながら、出版というのは、ディープ世界への道案内だなあ、とふと思う。
 数学の書も、物理の書も、心理学や社会学、そしてルポや武道の書物たちは、いずれも劣らぬディープな道の達人たちの手になるもの。 (さらに…)

アメリカは日本のお手本?

 暦の上では、立秋、処暑も過ぎ、白露さえ目前、まさに秋の真っ只中のはずだが、年々暑くなる気候にまだまだ夏気分。とはいうものの、夜風は、少しずつ冷気を含みはじめ、秋の虫たちの合唱もますます盛大さをまして聞こえるようになってきた。
 海鳴社の夏を飾ったすだれや風鈴、そして、めだかの水槽もそろそろ秋色に衣替えする時期かもしれない。季節ごとにささやかな風物詩をもつ日本文化は素晴らしいと、今さらながら最近は日本の良さ再発見に余念がない。
 私が子どもだった頃、テレビや映画を通して見るアメリカは、理想の国のひとつだった。 (さらに…)

ネットから生まれたスウェーデンとの関係

ひょんなことからスウェーデンと関わりはじめて、この夏で8年が過ぎた。きっかけは、Eメール、メル友だ。偶然スウェーデンに何人かメル友ができたのである。ネットの発達は情報だけでなく、人との関わり方まで変えてしまったような気がする。今まで、ニュースでしか知らなかった遠い国が身近になる。私にとって、スウェーデンといえば、社会福祉の先進国、フェミニズムの進んだ国、白夜、ずいぶん昔にはフリーセックスで有名な国、ぐらいの薄ぼんやりとした輪郭しかなかった国が、メル友やネットを通じて、すぐ手を伸ばせば届くような感覚の国に変わっていった。 (さらに…)