『レッド あかくてあおいクレヨンのはなし』
小社では、今回初めて翻訳出版に取り組みました。アメリカで発刊された『レッド』という絵本を見つけたとき、どうしても日本の子どもたちに届けたいと思ったからです。
レッドは赤いクレヨンなのに、赤い物がうまく描けません。先生や家族、友だちがアドバイスしてもだめです。「赤」というラベルを貼られていますが、本当は「青」クレヨンだからなのです。絵本を見れば、子どもたちはすぐにそのことに気づくでしょう。けれど周囲の大人や友だちは、ラベルの中身が見えずに様々なことを言い合います。 (さらに…)