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当社書籍がテレビアニメ化されます

20XX年、東京都中央区銀座。ある夏の日、歩行者天国の中に、突如として「異世界と通じる門(ゲート)」が出現。そこからオークやトロルといったファンタジー世界の怪物や、中世ヨーロッパ世界、今となっては博物館かコスプレでしか見れないような甲冑を纏った騎士団が現れ、人々を蹂躙し始める。
謎の勢力から国民を守るため、警察や自衛隊が出動してかろうじて撃退するも、発端となった門は消えず、首都のど真ん中にそびえ立ったまま。この事態に政府は、安全の確保、治安の維持のため、自衛隊をまだ見たことのない門の先、通称「特地」へと派遣することを決定した——。

そんな衝撃的な場面から始まる、当社刊の異世界×自衛隊のエンタメファンタジー『ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』が今年の7月からテレビアニメ化されることになりました。当社初のテレビアニメに、社内は否が応にも盛り上がっています。
単行本第1巻が世に出たのは2010年の4月。それから単行本は本編と外伝を含め9冊出され、その間に文庫化、コミカライズ化と様々に展開。シリーズ累計発行部数は170万を超え、足掛け5年、ついにアニメ化が実現しました。

先日、放送時期と同時に声優キャストや監督などのスタッフ陣も発表されました。主人公のオタク自衛官、伊丹耀司役にはベテラン、諏訪部順一さん。異世界で出会うヒロイン3人を演じる金元寿子さん、東山奈央さん、種田梨沙さんも、別の作品では主役を演じることも多い実力派。まだ公表はされていませんが、脇を固めるキャラクターも、その魅力を十分に表してくれそうな、魅力的な方々が名を連ねています。製作陣も豪華。監督は若い世代から圧倒的な支持を受けているアニメ『ラブライブ!』の監督を務めた京極尚彦さん。シリーズ構成・脚本には数多くのアニメの脚本を手がける浦畑達彦さんなど、目を見張るメンバーが結集しています。その陣容を見たアニメファン(私もそのうちの一人です)からはかなり完成度の高そうな、面白そうな作品だと思っていただけているようです。
本作のファンである書店員さんも多く、「アニメ化決定記念」と称して、早くも展開をはじめてくれる書店もあるなど、改めてメディア化の影響と、作品の期待値に驚かされています。

アニメ・ドラマ・映画など、映像化された作品は「メディア化」という棚に並べられます。その棚は、多くの書店でいちばん目立つところに置かれています。マンガや小説に限らず、エンタメ作品を発表している版元は、そこに置きたい、置かれたいと願っているはずです。
だからこそ、「メディア化」と書かれた棚に当社作品が大きく展開されているさまを見るのは、これまで販売に関わった人間として、また作品のいちファンとして、ついにやったぞ、とでも言うような、誇らしいような、嬉しいような気持ちになります。

放送開始に向けて、アニメ化のセット商品組みや拡材のアイデア出しなど、営業部もエンジン全開。書店との打ち合わせも日増しに熱を帯びています。

書店横断のスタンプラリー企画や、アニメ制作陣や原作者とのトークショー、サイン会……などなど、やりたいこと、やってみたいことがまだまだたくさんあります。

放送開始まであと数ヶ月。作品を書店と一緒に、読者と一緒に盛り上げていこう、と会社一丸となって頑張っている真っ最中です。

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(C)柳内たくみ・アルファポリス/ゲート製作委員会

<参考リンク>
『ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』
アニメ公式サイト
http://www.gate-anime.com/

原作公式サイト
http://www.gate-alphapolis.com/
 
 
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