カリスマブロガーと版元ドットコムに感謝
今年2月末から3月初めにかけて、弊社にしては珍しく版元ドットコムからの注文が集中したことがありました。ブログ界の有名人、やまもといちろうさん(以前は、切り込み隊長という名前でブログを執筆されていました)がブログで弊社の『独立のすすめ』を取り上げてくださったのがきっかけです。
その日は朝から弊社のサイトにも、『独立のすすめ』の個人注文が相次ぎ、いったい何事…?と思っていたのでした。知人からの情報で、やまもとさんのブログで紹介されたことがわかり、喜んだものの、困ったことがありました。やまもとさんは、アマゾンへのリンクを付けてくれていたのですが、アマゾンには当時2冊しか在庫がなかったので、あっという間に在庫切れになってしまっていたのです。しかも、アマゾンへ納品している取次に弊社が在庫連絡をしていなかったことから(←反省)、画面の表示は「この商品は、現在お取扱いできません」。弊社に注文してくれた人たちは、そこで諦めず、ネットを検索してロゼッタストーンのサイトにたどりついたのでしょう。でもアマゾン画面を見て「なんだ在庫なしか…」と購入をやめる人も多いはずです。せっかく紹介してもらったのに、なんということ…と焦りました。
取次の大阪屋に電話するとすぐに補充の注文をしてくれましたが、膨大な数の書籍を扱っているアマゾンのサイトでは、納品してもしばらくは表示が切り替わりません。せめて「14日以内に配達」という表示になればいいんだけど…と思っていると、そのうちに版元ドットコムから続々と注文が入り始めました。あとで知ったのですが、版元ドットコムの方( @hanmotocom )が、ツイッターでやまもとさん( @kirik )に「版元ドットコムでなら買えますよ」と連絡してくださり、やまもとさんがそれに対応して、ブログ記事に版元ドットコムへのリンクを追加してくださっていたのです。この素早い動きに助けられました。
※2月27日のやまもといちろうさんのブログ記事
【書評】『独立のすすめ』(福澤諭吉・著 ロゼッタストーン編集部・編)
ネットで固定ファンを持っている人の影響力は絶大です。が、注文が殺到するのは記事が出てから3日間ぐらい。アマゾンに限らず、一般の書籍販売サイトではあっという間に在庫切れになってしまいます。版元ドットコムの場合は発送するのが版元なので、版元に在庫がある限りはいくらでも注文を受け付けてもらえ、即時発送が可能です。版元ドットコムの会員歴は長いものの、最近は会合などにもご無沙汰していた私でしたが、久々に版元ドットコムのありがたみを感じた出来事でした。