小泉メルマガ「らいおんはーと」に挑戦!
小泉メルマガ「らいおんはーと」に挑戦!
季刊ロゼッタストーンを発行している(株)ロゼッタストーンです。11月 15日に、女性国会議員メルマガ「ヴィーナスはあと」を創刊することにしました。これは、もちろん、小泉メルマガ「らいおんはーと」を意識したものです。暗く物騒な世の中には、らいおん(野獣)の勇ましい声だけでなく、ヴィーナス(美女?)たちの優しい視点も必要なのではないかと思ったのです。
「ヴィーナスはあと」には、福島瑞穂さん、水島広子さん、川田悦子さんなど、党派を超えて、19人の女性国会議員が参加してくれることになりました(全女性国会議員の4分の1以上)。小泉首相のようなスーパースターはいませんが、数だけなら負けません。グループで存在感を示す永田町の「モーニング娘。」をめざそうと思っています。配信日は、小泉メルマガと同じ毎週木曜日。自民党の参加者もいるので、小泉首相と敵対するものではありませんが、官邸のメルマガでは書けないような永田町の本音を発信していく予定です。
なぜ、こんなに「小泉メルマガ」を意識するか、というと、ロゼッタストーン本誌が「類似誌がない」ということで、とても苦労しているからです。雑誌(紙媒体)の世界では、成功している雑誌と似たものを創ってその雑誌と同じ発売日に発行する、というのが定石です。そうすることで、書店もどこに置けばいいのかはっきりわかるし、同じ系列の雑誌が並ぶことで、そのコーナー全体も目立つ。読者層が同じなので、成功している雑誌を買いに来た人が、新しく出た雑誌を発見して買ってくれるかもしれない。買う側にとっても、探しやすく選びやすい。……と、まさにいいことづくめなのです。
ところが、季刊ロゼッタストーンのように、類似誌がない場合は、まず書店がどこへ置けばいいかわかりません。読者もどの売り場で探せばいいかわかりません。実際、書店によっても、号によっても、置く場所が違っています。そんなわけで、ロゼッタストーンは、書店で探すのがとても難しい雑誌になってしまったのです。宣伝力のない小さな会社が、個性的な雑誌を出版することの厳しさを、最近身にしみて実感しています。
そんなわけで、今回発行するメルマガでは、小泉メルマガの知名度をちょっとだけ利用させていただくことにしました。相手は登録者が百万人を超える巨大メディアですから、赤ちゃんと横綱くらいの力の差があります。はたして出版界の「定石」は、インターネットの世界でも通用するのでしょうか。この「ヴィーナスはあと」が創刊後、どんな経緯をたどるのか、ぜひ、見守ってください。
※「ヴィーナスはあと」に興味がおありの方は、ロゼッタストーンホームページをご覧ください。(http://www.rosetta.jp)