「道しるべ」となる本を目指して
はじめまして。めるくまーるの三村です。
弊社は、創業して39年の出版社です。目白と雑司ヶ谷と池袋のほぼ中間点に位置しており、朝夕、窓の外に西武池袋線の黄色い電車が走っていくのが見えます。現在は常勤4人。濃い味わいの人びとに囲まれ、毎日過ごしています。
少々説明を加えますと、弊社での刊行物は主に、精神世界、文学、アメリカン・インディアン、その他もろもろ。社名の「Merkmal」は、目印・目標・道しるべを意味するドイツ語です。その由来からも、弊社の本には<旅>を思わせるようなものが数多くあります。いろいろな世界、いろいろな道をめぐるような旅。こういった本を送り出せるよう、日々、構想を練りつつ取り組んでいます。
ちなみに最近出た本は、『ふつうの子にできるすごいこと ぼくたちにも守れるいのちと環境』です。Junichiくんのイラストが表紙のこちらの本は、世界の子どもたちが「すごいこと」をやりとげてしまうという実話集です。
続いての一冊は、『月面上の思索(仮)』という、アメリカの宇宙飛行士の自伝的な物語を予定しています。アポロ14号に乗り、宇宙をめぐったエドガー・ミッチェルの記憶、記録をまとめたものです。ぜひ、お手に取ってみてください。現在、踏ん張って編集中です。