版元ドットコム関西支部の本フェア、スタート。
2008年11月15日、版元ドットコム関西支部発足記念、元気です関西の出
版社!!フェア、いよいよ始まりました。
参加出版社は12社、200点を超える本が、ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店のレジ前一等地に終結。
11月15日。この日は、ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店のリニューアルオープン日でもあります。
他にも、関西パーソナリティ界の雄浜村淳さんが選書した、「浜村淳の本棚」フェアもこの日からスタート、うちから来週「男の居場所 酒と料理の旨い店の話」を出す、勝谷誠彦さんの「バカが国家をやっている」出版記念サイン会もこの日行われ、もう店の中は熱気があふれ、人人人。
もちろん出版社、取次、業界誌記者などの人たちも三々五々あらわれ、注目度抜群です。
たくさんの人が、棚の前で立ち止まり、立ち読みを始めています。
「買いなさい、その本、めっちゃ面白いから」と、横から念を送る私。
大阪の本事情は、まあ、えらいことになっています。
どのぐらいえらいことかと言うと・・・、なんとも言えんぐらい、えらいことに。
まあ、それぐらいえらいことでして。(もおええがな)
とにかく本が売れない。
しかも、昔は、大阪は出版不毛の地と識者の皆さんが口々に言っていたものですが、今では、それを言う人すらいない。いわずもがななんですな。
いろんな会で、名刺交換すると、「へえ、大阪で出版社、で、なんぼで本作ってくれまんのん」はなから、自費出版出版社と決めつけられる。
出版社なんか、どこでやってるかなんかどうでもええがな、ってなもんですが。
実は違う。
大阪と東京に営業するとほんと分かるんですが、同じ本を作るのでも、目線が関西人と東京人は違うようで、大阪の書店さんで「ええやん」と言われるポイントが、東京の書店さんでは、「違うね」とか「駄目だよ」になったりします。
本の他メディアに比べて優れているポイントは、少ないユーザーの数でも発行できることからくる多様性。
だから、関西目線、愛媛目線、岡山目線での本作りは必要なのです。
分かった分かった、能書きはええがな、そんでどんな本があるねん、ということで今回実際に本を並べてみました。
百聞は一見に如かずですから。実に壮観です。
一応、12月14日まで一ヵ月間フェアやっていただく予定です。
このチャンスを下さった、ジュンク堂書店さんの好意に報いるためにも、関西出版の元気度をアピールするためにも、どーんと売らないといけません。
このサイトをご覧になっている皆さん。
ぜひとも、大阪は梅田、ヒルトンプラザ内のジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店にお越しください。楽しい出会いが、あると思います。
ちなみに、初日の一番人気は、サンライズ出版のひこにゃん関連図書とグッズでした。